エネルギーの基礎知識を学ぶ

今日は、自分の読書記録も兼ねて本のご紹介です。

何かについて感想を述べたり、意見を言ったりをするときはなるべくその背景にある基礎的な知識を得た上で話した方が、話す内容がバランスのとれたものになることが多いので、なるべく情報を収集しようと努力をしてます。

ただ、ある分野について「これを読んでおくといいよ」っていう本を見つけるのもなかなか難しくて、情報をもっている人のブログとかTwitterを見ながら探して読んだりすることが多いです。

今日紹介するのは、先日ちきりんさんが紹介されていた「エネルギー論争の盲点」という石井彰さんが書かれた本です。

この本は、今大きな問題になっている原発について考える上での基礎知識になるということをちきりんさんが紹介されていたので、読んでみました。個人的に大事だなと思った点を備忘録も兼ねて以下に記載します。

●電力として消費されているエネルギーは、2割から3割程度で、生活の基盤としてのモノの生産にエネルギー消費の約半分が当てられてている。

●エネルギーの歴史は、人口の増加と密接な関係がある。

●再生可能エネルギーは、継続的に発電できないというデメリットがあるゆえに、電源として不安定。電気は、発電したタイミングで使わないといけないエネルギーなので、発電できないタイミングがあるというのは、大きなマイナス。

●エネルギー問題は国内だけみても意味がない。輸入が多い国というのは、たとえ自国の発電量が少なくて、二酸化炭素を排出していないとしても、輸入品を作るため、運ぶために電気を使っているので、自国でエネルギーを使用してるのと同じ。

といった点が、自分にとって新しい視点で勉強になった本でした。もう少しつっこんだ内容を知りたい方は、是非手にとって読まれるとよいと思います~。

決して私は、原発賛成という訳ではないです。。ただ、テレビとかデモとかだけをみていると、本当のことが見えてこないこともあると感じています。

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