最近、ちょっと気になっていた水耕栽培を始めました。
水耕栽培も初めてですが、野菜を育てること自体も初めての私が作物を試行錯誤して育てた記録を残しておこうと思います。
もくじ
なんで水耕栽培だったのか。
都会に住んでいると田舎で農業したいなという人にたまに会うことがあります。私もなにかを育てることは好きなので、生活できるなら、静かな田舎で作物作りながらのんびり生きてみたいなぁと思うことがあります。
でも、いざ農業となるとこんな私にできるイメージがつきません。
こんな私
①農作業に耐えられる体力がない
②虫が苦手
③なんだかんだいってやっぱり都会の便利さから離れられない。
でも、作物を育ててみたいなと思っていたところ目に入ってきたのが「水耕栽培」でした。なぜ私が興味をもったかというと、「土」に触る必要がないということ。「土がない」=「虫に会う確率は少ない」&「かがんで作業する必要がない」というイメージでした。
調べてみるとイメージ通りで、水耕栽培は、土ではなく、溶液(栄養と水を合わせたもの)を使って野菜などを栽培する方法で、一般的にはベランダや部屋の日の当たる場所に水耕栽培用のプランターを置いて育てるとのこと。
んー、これだと、虫はついてしまいそうだなぁと思い、室内で上手くできる方法はないかと考えるうちに、作物をLEDを使って室内で育てているのなにかでみたことあるなぁと思い、ググってみると、小型のLED付きのケースで育てられる装置があるではありませんか。
これならば、こんな私にぴったりではないかと!
・体力そんなにいらない。
・虫つきにくい
・自宅でもできる
という訳で、水耕栽培を選択したのです。
水耕栽培器を買う
ネットで探していたところ、株式会社ユーイングが出しているGreen Farmという水耕栽培器を発見しました。ホームページは、こちら → http://www.greenfarm.uing.u-tc.co.jp/
この水耕栽培器は、小さいものがGreen Farm Cube, 一般的な大きさのものがGreen Farmですが、私は折角育てるならそれなりに数を収穫したいと思い、Green Farmを購入しました。
私は楽天で購入したのですが、その時たまたま安く売ってたのか、14,000円ぐらいで購入することができました。
Green Farmがやってきたよ
梱包の様子です。それなりに大きいです。「リビングに畑を置こう。」なかなかいい感じのコピーです。まさにそういうイメージを抱いていたので、イメージ通りです。
梱包を開くとこんな感じ。水槽のようですね。
初回の作物に必要なものはもらえます。
初回の種、溶液、苗床(スポンジ)は、同封されているお試し種子キット申し込みハガキを使えば無料でもらうことができます。
お試し種キットが届きました。
お試し種子キットに入っているもの。
①溶液
②種(送られてきたのは、サラダ菜のタネでした。)
③溶液を軽量するカップ
④スポンジ(苗床)
苗床を準備して種をまこう!
いざ、種まきです。以下の順で進めます。
①苗床の下に、水を入れる。
②さらに、溶液を加える。
③苗床に使うスポンジを四角にカットし(すでに切込みが入っています。)、苗床の穴に水を含ませてセットする。
④水を含ませたスポンジに種をおく。
これで準備はおしまいです。とても簡単です。
※かならず、設置する場所で作業をしましょう。種をまいてからGreen Farmを移動させようとすると、中に入っている溶液がかなり高い確率でこぼれます。(経験談)
サラダ菜の水耕栽培観察開始!
1日目の様子
これがセットした翌朝(1日目)の様子です。特に大きな変化はありません。この水耕栽培器の上部には、LEDがついており、それが作物に光を与える仕組みになっています。ただ、サラダ菜に関しては、発芽まではLEDは不要のようで、この時はついていません。
5日目の様子
かわいい芽がたくさん出ています。ほとんどの種が発芽しました。早いものは、2日目くらいから種が割れて芽が出てきていましたよ。おそらく、発芽しやすいように加工された種をGreen Farmでは売っているんだと思いますが、それにしてもやはり芽がでるというのは嬉しいものです。
10日目
10日経ちました。5日目にかわいい芽だった子たちの葉が立派に大きくなり、新しい葉がどんどん出てきています。芽の出るスピードには、驚きましたが、この成長スピードでいつになったら出来上がるのかなぁと思っていましたが、大きくなるにつれて、大きくなるスピードも上がってくるものなんだと知りました。
13日目
葉が大きくなってきたことと一部生育の悪いものがあったので、間引き&配置変更をしました。綺麗な白い根が長く伸びています。葉の成長もすごいですが、根の成長もすごいです!
17日目
13日目に間引いてから4日経ちました。大きさは・・・倍ぐらいになっています。このころになると溶液を吸収する量も多くなってきていて、水の追加が必要になっています。(サラダ菜の場合は、追加するのは水だけで溶液は不要です。)これぐらい大きくなってくると、リビングに畑ができたという感じになってきますね。
20日目
さらに、17日から3日経ちました。もう、ケースからあふれるぐらいの大きさに成長してきています。私の想像を大分超えた大きさになりました。こんなに大きくなるもんなんですね。いよいよ収穫を考え始めました。
23日目
20日以降も引き続き大きくなり続けまして、ジャングルのような状態になりました。この日収穫をしました。茎のところをハサミでカットする感じで収穫しました。娘も興味をもってくれて一緒に収穫をし、その後サラダなどにしておいしく食べました。都会に住んでいる子供はなかなか野菜を育てる機会をもつことは難しいと思うので、手軽にできる水耕栽培は子供の教育的な側面からもよいものかもしれません。
番外編
サラダ菜の収穫を終えて、苗床を上げると・・・
根がすごいことになっています!
いままで野菜の根をしっかりみたことなかったので、こんなすごいことになるんだと驚きでした。
茎も太いです!
Green Farmで水耕栽培をしてみての感想。
最初にセットしてしまえば、水の追加を注意するだけで、あとは成長を見守るだけでいいので本当に簡単です。野菜を育てる機会をもつのはなかなか難しいので、簡単にこういった体験ができるのは嬉しいです。私の娘も興味をもってくれて、種をまいたり、収穫するのを一緒にやって楽しんでいます。次回は、ラディシュの水耕栽培をまとめてアップしたいと思っています。徐々に水耕栽培を学んでさらに興味が深まっていったら、現在のサイズよりも大きな水耕栽培器を作って、色々なもの(できれば果物)を作りたいなぁとか思っています。
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