植民地になるということ

フィリピン・イロイロから3回目の発信です。

だいぶフィリピン生活にも慣れてきました。最初はご飯の近くにハエが飛んでいたりすると、「う~ん」という感じでしたが、今では、その状態も結構普通に思えるようになってきています。人間の適応能力というか、「慣れる」ってすごいなと感じています。(フィリピン産ゴキブリやネズミが何度か寮に入ってくる事件などもありましたが、なんとかクリアして生活することができています!)

毎度、学校の授業内容などを書こうかなと思うのですが、それほど面白い話にならなさそうなので、今回はフィリピンのファーストフード店について少し書いてみようかなと思います。

フィリピンには日本でもおなじみの名前を含めて、ファーストフード店が沢山あります。今回は、週末を使って行ってみたファーストフード店について紹介します。

1.Jollibee
Jollibeeは、フィリピンでおそらく最も有名なハンバーガーショップです。マクドナルドよりも有名らしいです。価格は、メニューにもよりますが、セットで100ペソ~140ペソくらいですかね。こちらのメニューにはハンバーガーに加えて、スパゲティーやチキン(ケンタッキーのようなやつ)のメニューもあります。そして、チキンのメニューには、フィリピンの方が大好きなライスがついているんです。ファーストフード店でライスが出てくるというのは意外で面白かったです。

ちなみに、私が注文したCHAMPというメニューは、こちらです↓美味しかったですよ~。ポテトも日本のマクドナルドのポテトより美味しかったです。

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2.Mang Inasal
Mang Inasal は、フィリピン料理のファーストフード店です。Inasalというのが、マリネ液に浸して炭火で焼き上げる調理法を意味しています。このお店では、チキンやポークの炭火焼を提供しています。チキンの炭火焼とご飯食べ放題のセットで100ペソくらいです。このお店のメニューは、見た目はあんまり美味しそうには見えなかったのですが、味は、かなりいいです。美味しかった!

今回注文したのは、チキンとポークの炭火焼です。この時は比較的お腹いっぱいだったので、ご飯の食べ放題はつけませんでした。基本的に、フィリピン人はご飯を手で食べますので、店内に手を洗うための場所が広く取られていたのは、文化を表しているなぁと感じました。

注文したメニューです。↓

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3.ケンタッキーフライドチキン
言わずと知れたチキンのファーストフード店です。こちらも、 Jollibeeと同じくチキンにはライスをつけるセットがあります。チキンのお味は、日本で食べるのと変わりないです。どこの国でも同じ味を提供できる仕組みを作っているのは、すごいよねぇと毎度ながら思いました。お値段は、セットで110ペソぐらいでしたでしょうか。

注文したメニューは、こちらです。↓
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4. Chow King
このお店はチャイニーズのファーストフード店です。丼物や、チャーハンとチキンの定食、麺類、シュウマイや肉まんもあります。写真は、あまり美味しそうにみえないですが、実際に食べるとなかなかいけます。私がこのお店に行った時には、満席で席を探すのにも少し苦労しました。

注文したチャーハンとチキンの定食のようなもの。これで、90ペソ(250円)くらいです。ドリンク1杯ついています。↓
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こちらは、牛肉の入った麺類です。カップ麺の麺みたいな感じですが、なかなか美味しかったですよ。こちらは、80ペソくらいです。
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上の4つ以外にも、日本でもおなじみのマクドナルドや、シェーキーズ、ピザハット、sbarro(イタリアのピザチェーン)、色々なファーストフード店があります。

これらのファーストフード店の価格は、現地の人にとってそれなり高いものだと思います。なぜなら、例えば、120ペソのハンバーガーセットは、日本円に直すと300円くらいです。日本のセットが仮に500円だとすれば、フィリピンのハンバーガー価格は日本の60%になります。でも、こちらの若者の月給は良い人で、10000ペソ(2万5000円くらい)と聞きました。日本の若者の月給が仮に15万円としたら、フィリピンの月給は日本の20%くらいということになります。ファーストフードは、フィリピン人にとって、高いものに映っているはずです。こちらでは、太っている子供=裕福な子供と考えられていることからも、ファストフードがそれなりに高いものに写っていることがわかります。

なんとなく、ファーストフード、太っている子供で連想するのって、アメリカですよね。。

で・・・です。なんでこんなにファーストフード店があるんですかね。日本にもたしかにファーストフード店は、沢山あります。でも、ショッピングモールにいくと、ファーストフード以外にもレストランや、お寿司、天ぷら、エスニックなどなど様々なお店があります。一方で、フィリピンのショッピングモールにある飲食店は、ほとんどが同じようなファーストフード店なのです。

不思議に思いました。

そもそも、日本は他の国に比べて、細かい分野の料理で、一つのお店を出すことができて
いる(例えば、おすし、天ぷら、うなぎなどは、日本料理というくくりですが、それぞれが独自にお店を出しています。)ので、基本的に店舗数は他の国と比べて圧倒的に多いようです。(詳しくは、以下の本をご覧いただくとよいかもです。)でも、それにしても、フィリピンのモールにある飲食店は、ファーストフードチェーンが多いと感じます。

日本の飲食店の話は以下の本をご覧いただくとよいかもです。

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)

なんでだろうなと、色々想像してみたのですが、仮説ですが、歴史なのかなと思いました。フィリピンは、スペイン、アメリカ、そして日本に植民地化された歴史があります。Wikipediaを見る限り、スペインに占領される前のフィリピンについては、情報が少ないようなので、今残っているものというのは、スペイン占領以後のものが多そうです。

植民地になるということは、基本的に他の国のものを受け入れる(受け入れざるを得ない)ってことかなと思います。例えば、宗教にしても、言語にしても、食べ物にしても。つまりは、占領した国と同じような文化がそこで形成されるという意味に近いでしょうか。すると、自然とその国の独自のものが衰退したり、独自のものを生み出そうとするパワーが削がれたりすることにつながる可能性があるのかもしれないと思いました。

もし、そうだとしたら、外国のファストフード店が多いのも少し理解できるかなと思いました。つまり、外国の文化を受け入れることが、今の彼らのある意味文化であって、外国からくる新しいものをどんどん受け入れていくことが習慣になっているということなのかもしれないなと。(個人的に、良し悪しはさっぱりわかりません。)このまま、ファストフードの文化が国民全体に浸透していくとしたら、フィリピン人の体型は、アメリカ人に近づいていったりして。

日本も、第2時世界大戦以降は、アメリカの政策を導入してこれまで進んできたので、色々アメリカっぽく変わった部分もありますよね。でも、まだ日本独自のものが残っていて、そして今でも色々な分野で日本独自のものが生まれているというのは、個人的に結構ハッピーなことなんじゃないかと感じました。

世界は、どんどんフラットになっていっているんだろうけど、フラットになる中でも、色んな人が色んな違いをもっている方がやっぱり面白いような気がするんよね。旅行に行っても、「あそこの国はこないだ行ったあの国と変わらないよね」じゃつまらない!今回の経験を通して、少し日本の文化を身につけることの必要性を学んだ気がしました。古いものも新しいものも両方ね。

今回は、話の脈絡がない感じで、論理の飛躍が多々ありそうだけど、なんとなく、思うがままに書いて、ちょっとすっきりした感じ!

ではでは、今日もまた自由に!

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