価値を生み出す。(出せる場所に、出せる人材に・・・)

今日は、このニュースについて考えてみることにします~。

ソニーは十九日、デジタルカメラなどを製造する子会社ソニーイーエムシーエス(東京)の工場「美濃加茂サイト」(岐阜県美濃加茂市)を来年三月末に閉鎖すると発表した。 八百四十人の従業員のうち、七百七十人の正社員はイーエムシーエスの別の工場に配置転換。残るイーエムシーエスの契約社員七十人と、派遣会社などから派遣された 約千八百五十人については、来年三月末までに契約を終える。早期退職者も募集する。 美濃加茂サイトではデジタル一眼カメラ用の交換レンズの製造のほか、携帯電話の修理などを手掛けている。レンズの生産は愛知県幸田町の「幸田サイト」に、携帯電話の修理などは千葉県木更津市の「木更津サイト」に、それぞれ移管する。 また、ソニーは計画する約一万人の人員削減のうち、国内の削減人数が一三年三月期に三千八百人に達するとの見通しも明らかにした。既に九月末に液晶画面に使うフィルムなどを製造する子会社の事業を日本政策投資銀行に譲渡し、約千八百人を削減しており、今後はソニー本体、イーエムシーエス以外の子会社でも早期退職者を募集。さらに約二千人減らす。 ソニーはテレビ事業の不振などで業績が低迷。二〇一二年三月期の連結純損益の赤字が過去最大の四千五百六十億円に達した。ソニーは一連のリストラ策により一四年三月期以降、年三百億円の固定費削減を見込む。 (10月20日付 東京新聞)

ソニーの工場閉鎖の話です。

ソニーだけでなく、パナソニックやシャープも業績がよくないので、今後このような話は他にも出てくるのではないかと思います。 また、海外の安い労働力を獲得するためや円高のリスクを分散するためなど、海外に工場を移転する企業も増加しているようです。

となると、工場で働く人がメインだった地方の町では、工場で雇えないことによる雇用の減少が起こり、その結果その都市のサービス業の雇用も失われるということが連鎖的に起こりそうです。

これって、地方で働いている方にとっては、大変な話ですよね。(都市で働いている人にとってもいずれ訪れるように思いますが…)

少し、引いてみてみると、これは、大きな変化の始まりというか、もう少し前から始まっていたことがいよいよ本格的に目に見える形で動き出したというか…。

この問題の原因を考えてみると、つまるところ「日本の工場で作った商品の価値が認めてもらえなくなってしまっている」ということですよね。価値というのが、価格なのか、スペックなのか、など商品によって違って、色々あるとは思うのですが…。

日本は、今まで主に「ものづくり」を通じて価値を日本や世界に提供してきました。その結果、日本人の給与が上がり、生活水準が向上してきた訳ですよね。ただ、今回のこのニュースから感じるのは、今までやってきたことを継続していくだけでは難しい状態になってきてしまっているということのように思います。同じ状態が続けば、給与は下がるでしょうし、今の生活水準を維持するのは難しくなっていくのかもしれません。

うーん、ということは、今の生活レベルを維持、発展させていくためには、市場に受け入れられる価値を提供し続けるしかない訳です。 ただ、よく巷で言われているように、日本の労働コストは中国や東南アジアより高いので、コスト競争をするのは、不向きです。 (日本では、最低賃金の決まりもあるので、なかなか労働コストを下げるのは難しそうですよね。) コスト競争ができないとなると、価格以外で市場に受け入れられる新しい価値を生まないといけない…。

これってかなり大変なことですよね。

この新しい価値を生み出すということに、自分がどう絡んでいくかを考えると…

自分でなにか新しい価値を生み出す。

新しい価値を作るプロセスに乗っかっていく

この2つの方向性があるのでしょうか。

2つの方向性は、相容れいないものではなくて、両方並行してやっていく必要がありそうです。 自分で新しい価値を生み出すというと、相当能力がないとできないと思ってしまう部分もあるけれども、小さな価値を生み出すことを継続するという風に考えて、少しでもチャレンジしていけるといいですよね。 (このブログも、ほんの小さな価値を生み出すためのプロセスのひとつになればいいなと思っています。)

また、自分のやっている今の仕事が新しい価値を作るプロセスに乗っているのか、そうでないのかを確認しながら生きることで自分の仕事におけるチャンスが拡大すると思いますし、生活を守ることにもつながっていくのかなと。

とはいうものの、生活を守るためにお金を稼がないといけないということが、一番大事なことになってしまうケースも多いですよね。 ただ、目の前を維持することに執着してしまうと、結局後からつらい思いをする可能性が高くなっていることも事実だと思います。

今は、変化のタイミングなので、なるべく未来のことを考えながら、方向を選択する必要が出てきていると強く感じます。

ではでは~。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする