キャタピラーの2019年度3Q決算が出ました。
・・・が、よくなかったです😰
キャタピラーの2019年度3Q地域別売上高
特に悪かったのは、アジア。
やはりアメリカと中国の貿易摩擦が効いているんですかね。
この決算発表を受けて株は時間外で売られたのですが、取引時間ではほとんど下がらずむしろ上げて終わりました🤯
その後も株価は堅調な動きを示しています💪
キャタピラー株価 日足
株は、よく先見性があるといわれます🧐
大和証券の用語集に以下のように説明されています。
株価が持つ性質のひとつで、将来の材料を先取りして株価に織り込みながら推移すること。このため、好材料が表面化しても株価は既に織り込んでいるため反応せず、むしろ材料出尽くしで下落する場面がよく見られます。
大和証券サイトより
つまり、3Qの結果が出ても株価が堅調なのは、すでに株価に織り込まれていたということなのだと思います。このことを検証するために、過去の株価と業績がどのように動いていたのかをみてみようと思います🤔
キャタピラーの月足株価とEPSの推移
このグラフはキャタピラーの月足株価に決算発表時のEPSを加えたものです。
このグラフをみると、決算タイミングの月足株価は、翌年決算のEPSを反映した価格になっていることがわかります💡
2018年度決算時は、今期(2019年度)の決算を織り込んでる可能性が高そうです。
では、今期(2019年度)の業績をみてみます。
キャタピラーの四半期決算(2019年度)
今期(2019年度3Qまで)のEPSをみると、$8.74です。
通期で$11ぐらいにはなりそうです。
月足グラフと照らし合わせてみると、年度のEPSが$10~11のときは、株価は$120~140あたりで取引されるんじゃないかと予想してます🧐
あと2ヶ月で2019年度が終わりますが、株価が140ドルを超えて上にいくためには、2020年度決算のEPSは$12以上になる必要があると思われます。そのためにはアジアでの売上改善が必要になりそうです🚜
米中問題の行方を占う意味でも、株価が$140の抵抗線を超えて上に行けるかは注目したいと思います😎
ではでは、今日はこんなところで👋
※キャタピラーと小松製作所について比較してみた記事はこちら👇
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