2022年6月2日 京セラ(6971)

株式投資

相場は少し戻したと思うとまた下げて一進一退です。下落はチャンスでもありますので、一喜一憂せずにやることをやっていこうかなといった感じです。

さて今日は京セラです。

京セラというとわたしは携帯電話のイメージが強いですが、四季報の説明だと電子部品中心の多角経営企業という表現で書かれています。京セラ電子部品の主力であるコンデンサーを少し調べてみると電子機器には欠かせないものとのこと。スマホやパソコンはもちろんですが、これからドローンやEVにも使われることを考えると京セラの未来は明るいのではといつもの単純思考でございます。

この銘柄は少し前に買ってホールドしていたのですが、20日移動平均線との乖離が大きくなったので一端売却しました(ごちそうさまでした)また押し目がくるかもしれないのでそのときのために考察を記録しておきます。

まず、月足チャート確認です。

リーマンショック後少しずつ価格が上昇し下値を切り上げていっています。ただ、上値は2017年に高値をつけて以降そこを超えていません。チャートの形状は三角保ち合いでしょうか。ここを上に抜けていけるかが気になるところです。

業績を確認します。

1株あたりの経常利益の推移を確認します。

  • 2018年3月期:344円
  • 2019年3月期:372円
  • 2020年3月期:394円
  • 2021年3月期:311円
  • 2022年3月期:526円

2021年3月期までは平行線でしたが、2022年3月期はジャンプアップで来期の会社予想の数字も今期と似たような数字です。ただ、株価いまだに2017年につけた高値はこえられていない…これは安いサイン&これから三角保ち合いを上に抜けていく可能性もあるのかなと思わせてくれます。

財務面も確認しておくと…

自己資本比率は7割超え、有利子負債は自己資本に対して数パーセントと優秀です。流動比率がここ数年下落傾向ですが、それでも200%を超えています。総合的に財務は優秀です。キャッシュフローも営業CFがしっかり出ていて、投資CFはマイナス、財務CFマイナスということで安心です。

配当性向が50%と少し高めですが、株主還元をしっかりしているとみるか、成熟していて伸び代があまりないため株主還元で株価を維持しているとみるか…ここは意見が分かれそう。

ただ、ここ最近の業績の伸びをみると伸びしろがあるようにもみえますけど…決算みても株価がどんどん上昇しないところをみると、一過性という見方が多いのですかね。。

利確してしまったのでいまは押し目待ちですが、押し目がくればまた拾いたい案件です。

今日は仕事で疲れたのもあってバニラアイスを買って食べてしまいました(おわり)

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