【2020年1月】ストーリーを理解するために(ファイアーエムブレム聖戦の系譜)

ゲーム

いよいよはじめます!

ファイアーエムブレム聖戦の系譜⚔

ファイアーエムブレムの中でも名作との呼び声高いタイトルです。当初はトラキア776をやろうと考えていたのですが、少し調べたところ、トラキア776は聖戦の系譜の外伝という位置づけのようでしたので、それならば聖戦の系譜からやってみようかとなったわけです。

1996年の作品ですが、少し遊んで思うのは、「ストーリーがとてもおもしろい」こと。ブログに書くなら攻略法よりもストーリーに重点を置く方がおもしろいと思いました。

そこで、ストーリー上の大事な要素を確認することや、登場するキャラクターの相関図などを使って思ったことなどを書いていこうと思います。要素が様々あるので整理するのが楽しめそうです。

そして、過去にプレイした経験のある方が、「あーこんなんだったなぁー」って思いだしてくれたらうれしいです。また、遊んだことない方も「なんかおもしろそう」と思って頂けたらまたうれしいです(遊んだことない方にとっては、多分にネタバレを含んだ内容になっていますのでご注意くださいませ⚠)

初回の今回は大まかな導入のあらすじと、ストーリー上重要になる要素や個人的に気になるポイントを書いています。今後ゲームを進める過程で新しい事実があれば随時追記して楽しもうと思います。

※なお、2020年1月時点でプレー中です。ここに書かれている内容には、わたしの推測が含まれており、勘違いしている部分もあるかもしれません。その点はご容赦ください

あらすじ

まず、ストーリーの概略を押さえるために、ゲーム開始直後に出てくる年表をおさらいしましょう。

001 ユン河の西にグラン王国成立

230 共和制への移行

310 領土の拡大

440 大司教ガレに暗黒神が降臨「ロプト教団」の胎動

447 十二魔将の乱

452 ミレトスの嘆き 暗黒神へのいけにえとして多数の子供が火に投じられる

453 エッダの虐殺 犠牲者、数万人にもおよぶ

535 皇族マイラの反乱

611 各地に自由解放軍が興る

632 ダーナ砦の軌跡 解放軍の戦士に神が降臨し十二聖戦士が誕生する

633 聖戦の始まり

648 ロプト帝国の滅亡 十二聖戦士、グランベル七公国と周辺五王国を建国する

649 グランベル王国の成立

757 グランベル国軍 東方の国イザークへ遠征

動乱の幕開け

FE聖戦の系譜 ゲームスタート後の年表より

年表を文章にすると…

グラン王国が拡大した後、大司教ガレに暗黒神が降臨しロプト教団が誕生。人々を苦しめた(推測)。その状況に皇族マイラが立ち上がり、各地で反乱がおきる。戦いの渦中ダーナ砦で解放軍の戦士に神が降臨し、十二聖戦士が誕生する。そして聖戦がはじまり、解放軍がロプト教団を倒し、十二聖戦士がグランベル七公国と周辺五王国を建国。その後グランベル七公国はグランベル王国となる。

757年当方の国イザークでの諍いを鎮圧するためにグランベル王国が軍を派遣する。

これが動乱の始まりだった…。

(そしてこの動乱の陰には、ロプト教団再興の動きがあるのであった。)

という感じです。

ストーリーを理解するためのメモ

少し複雑なストーリーですが、そこを理解することでゲームをより楽しめると感じるので、ここからは、ストーリーを理解する上で役に立つ情報をまとめていこうと思います。

ロプト教団再興について

ストーリーの背後にあるのは、ロプト教団の再興です。

535年にマイラが反乱を起こして以降、ロプト教団は滅亡への道を進みます。滅亡後、イード砂漠で苦難に耐えてきたマンフロイは、暗黒神ロプトウスを復活させ、ロプト教団を再興することを目指します。

暗黒神ロプトウスを復活させるためには、ロプトの血を引く人物同士から生まれた子が必要なようです。マンフロイにとって幸運なことに、ロプトの血を引く皇族マイラの子孫シギュン(女性)は、2人の子供を産みます。

1人は、ディアドラ。もう1人はアルヴィス。

マンフロイは、ロプトの血を引くこの2人を結び付けて、暗黒神ロプトウスを復活させようとしています。

ディアドラとアルヴィスは異父兄弟にあたるので、仮にディアドラとアルヴィスが結婚して…となると近親婚になります。ここらへんを製作者がどう考えているのかは興味深いところです。

関連画像

関連資料

皇族マイラについて

マンフロイは、シギュンの子を利用して暗黒神ロプトウス復活をもくろんでいるわけですが、シギュンは誰の子孫かというと「皇族マイラ」の子孫です。

皇族マイラは、ゲーム中の証言から分かるように、ロプト皇帝の弟です。ロプト教団にとって需要人物であったマイラが、400年代のロプト繁栄期に反乱を起こしています。

つまり、重要人物の内部反乱がきっかけになってロプト帝国は滅びているのです。

そしていまマンフロイは、その反乱を起こしたマイラの子孫(ディアドラとアルヴィス)を利用しようとしています。

ロプトの血は引いているけれども、ロプトを滅ぼすきっかけをつくったマイラ。そしてその子孫たちとそれを利用しようとするマンフロイ。

一筋縄ではいかなさそうです😎

関連画像

アルヴィスについて

アルヴィスの立場は複雑です。

民衆は過去にロプト帝国がおこなった残虐な行為から、『ロプト憎し』という感情をもっています。アルヴィスはヴェルトマー家の当主であり、アズムール国王を支えるエリートですが、このことがばれてしまうことを恐れているようです。(関連画像①)

一方で、自身はロプトの血を引いているけれどもそれは人間と一緒に戦い、ロプト教団を滅亡させたマイラの血であることを誇りに思っている様子も見受けられます。そして「この世界を差別のないすみやすい世界に変える」といっていることから、自身が皇帝になることでマイラや自身のことを国民に認めてもらおうとしているのかもしれません。ディアドラと結婚することもおそらくはその手段ではないでしょうか?(関連画像②)

関連画像①アルヴィスの立場について

関連画像②:アルヴィスの考えについて

血脈について

ロプトの血に象徴されるように、聖戦の系譜では血脈が1つのテーマになっています。

632年にダーナ砦で神が降臨し12聖戦士となった人物達は、聖戦終了後12の国を作り(そのうち7つはグランベル王国として1つになった)、12個の聖遺物とよばれる強力な武器や杖といった道具を残します。そして、それらの道具は聖戦士の血を引く直系の子孫だけが使えるのです。

つまり、直系の子孫はストーリーの中で特に重要な役割を果たします。

そして、直系以外に聖遺物を使う力が得られることがあるそうです。それは、同じ神の血が混ざりあうとき、つまり近親婚から子が生まれた時です。(関連画像)

関連画像

先ほどの話を思い出してほしいのですが、マンフロイはアルヴィスとディアドラを結婚させることによって暗黒神ロプトウスの復活を目指しています。アルヴィスとディアドラの母はシギュンというロプトの血を引くマイラの子孫です。つまり、アルヴィスとディアドラに子供ができればその子は、ロプトの血が混ざるということになり、神(暗黒神)の力を得ることがあるかもしれません。禁じられた近親婚によって世界がどうなるのか…これも1つのテーマとなっています。

十二の聖遺物

さきほど少し十二の聖遺物についてふれたので、少し追記します。

ストーリー上も役割を果たすこの聖遺物ですが、武器(道具)としてもとても優秀です。これらを装備することによりパラメーターが上昇し、無双できるようになるキャラクターも存在します。ゲームバランス上どうかという指摘もありそうですが、個人的には爽快で楽しいなと思いました。

聖遺物ですが、キャラクターを調べると表示される神々の系図に基づいて12個あります。いままでわたしがスクショできたものを画像としてあげておきます。(残りの画像を手に入れられたら追加していく予定です)

12の聖遺物

十二魔将

最後に1つ気になること。

年表の447年に十二魔将の乱というのがあります。暗黒神が復活してからの出来事です。

十二聖戦士に対して十二魔将にみえます。

つまり、ロプト帝国が仮に復活するとなると、十二魔将の道具である「邪or悪遺物」なるもの出てきて、それに対応したキャラクターが出てくるのかもとか想像しています。そして、ロプト皇帝が十二魔将の親分なら、十二聖戦士の親分もいるのかと考えたり、楽しみが尽きません!

というわけで、初回はここまでにします。

次回はグランベル王国内の情勢をみていきます。

ではでは~👋

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