会社 辞めました。

働き方

ちょっと時間空いてしまいましたが、ブログ更新です。

突然ですが、会社を辞めました。勤めた期間は、4年ほど。

去年から、ずっと考えていたのですが、辞めるという結論に至りまして。。

今月の後半からは、お客さんへのあいさつ+通常の業務もあり、結構忙しく、ブログの更新も滞ってしまいました。

今日は、なんで辞めることにしたのかを、記録がてら書いておこうかなと思います。

1. 勤めていた会社で感じた「あきらめ」

「あきらめる」というのは、チャレンジすることをやめるということなので、ネガティブな感じでよくないことだと感じているのですが、この言葉が今回はしっくりくるというのが残念ながら正直なところです。

どんな諦めなのか。

ひとつは、会社の雰囲気を変えることに対して、自分にチャレンジする気持ちがなくなってしまったこと。いわゆるセクショナリズムが強い組織体で、さらにそのセクションの内部では、セクションのトップがあまりに力をもっているので、下で働く人の自主性をあまり生かせない仕組み。下が上の顔色を常に窺いつつ仕事しているような感じ。

この感じを変えたかった。変えたいと思っている人がたくさんいたけど変えられなかった。うーん、変えたいと思っている人の気持ちをうまく集められなかったのだと思う。それに、変えたいと思っている人同士の間の距離も少し空いていたかも。もう少しやりようあったかもしれない。

そしてもうひとつは、商品の価値を表現することに対しチャレンジすることをあきらめてしまいました。どうやったら自社の商品を売ることができるのか、お客さんにとってのメリットを突き詰めて考えていくことにチャレンジするのに少し疲れてしまいました。これは、ひとつめの理由と連動して、モチベーションが下がってしまったということも原因なのかもしれない。

まぁ、結局は、仕事に傾ける情熱がなくなってしまったんですよね。なんでここで働くのかよくわからなくなってしまった。あんまり楽しくもないし、仕事から学べることもそれ程多くないし。。しかも体調もちょっと悪くなったし。。

2. 仕事に対する価値観が変わった

私、今回辞めた会社は2社目です。1社目は大学を卒業して右も左もわからないままに入社した会社。「なぜ働くのか?」この疑問に対する答えが出ていなかったので、入社当初から主体的に動くことがまったくできず上司によく指導されたものです。ただ、厳しい中にも温かさがある上司の指導といい仲間に恵まれて、すくすくと?成長しました。すると、仕事を通じて達成感とか楽しさとか感じられるようになって、仕事っていいもんだなと思うように少しずつ変化していきました。

でも、その入社した会社を主体的に選んだという実感がないことが心に引っかかっていた部分があって、その仕事が自分に合っているのか、本当にやりたいことなのか、考えるようになりました。迷った挙句、コンサルもやるような情報サービス業をしている企業に転職することを決めました。その時には、もともと考えることが好きなので、それを活かしつつ、世間で「相対的に」価値が高いと感じていたコンサルティング業界で働いて、沢山稼ぐことを目標に頑張ろうと思いました。

転職して2年目ぐらいから仕事が忙しくなり、休日も出勤してクライアントへの報告書を作成するようになってくると、忙しさから、体を壊してしまいました。。

その体を壊したタイミングで考えたんです。結局自分は沢山稼いでなにがしたいんだろうか?クライアントからの評価を上げてなにがしたいのだろうか?と・・・。

家が欲しいわけでもないし、車が欲しいわけでもないし、ブランドものが欲しいわけでもないのに、なんでそんなにお金がいるんだろう…。

クライアントから評価してもらえたらうれしいけど、体壊してまでやる必要あるんかな?

というようなことを考えたときに、自分にとって仕事を通じて得たいことは、立場とかお金とかではなくて、ただただ、自分なりに価値を作り出してお客さんに(大きな意味では社会に)喜んでもらうことなんだろうなぁと思ったのです。もしそうなら、自分なりに価値を出せる場所をもう1回選びなおしてもいいんじゃないのかと感じた訳です。

3. 時代が変わっていると感じる

時代が変わってきているのも今回辞めた理由の1つです。行動経済成長期に働いてきている私の親などの世代は、企業の寿命も長く、長く働けば給与がそれなりに上がっていくシステムだったので、社内でうまく立ち回って生きていくことができると、それなりに幸せな人生なのかなと思います。

今は、企業の寿命も短くなっているし、昔のように企業の売り上げも右肩上がりではない中で、1つの企業にこだわって働いていくことがそれほど大事なことではなくなってきているのではと思います。

大事なのは、社会のニーズに合った価値を出すことができるのかということであって、どの会社に属しているのかということの価値は下がってくるんだろうなと思う訳です。

そうなると、社会のニーズにあった価値出すことができることを目標に自分を成長させていける場所を選ぶということが必要なんだよなぁ、ということで、そういう場所を選ぶべく決断したということもあります。

・・・

という感じでそれなりに考えて辞める決断に至った訳です。とはいうものの、何に取り組むのかということについては、今後時間を作って少し考えていこうと思っています。

ただ、目指す姿は、組織のしがらみなどが少ないスピーディに決断できる組織で、ある程度前向きな人たちと、それぞれが考えて、自分の考えを表現しながら、価値を創出し社会とつながる仕事に従事していることなんじゃないかと思っています。

もらえるお金は少なくても、そんな組織で働くことができれば、生き生きしているような気がしたりします。

まっ、まずは少しリフレッシュのために日本の外を見てきますわ~。

さて、ここからだっ!

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