ネットスーパーの浸透に合わせてどんな変化が起きるかな?

今日はこのニュースを元ネタに考えてみようと思います。

イトーヨーカ堂はネットスーパー事業を拡大する。30店を対象に2015年度までに閉店後に専用担当者が受注商品を梱包する仕組みを整え、受注能力を倍増。1日の配送回数も全店で3割増やす。15年度の同事業の売上高を11年度比3倍の1千億円に伸ばす。現状では共働きや高齢世帯の増加を背景に急増するネットスーパーの注文に応えきれていないため、受注・配送体制の強化で需要を取り込む。(11月23日 日本経済新聞)

ネットでものを購入するというと、本や家電製品などが主でしたが、最近ではリアル店舗に行って買うのが主流だった服や靴もネットで購入する人が増えてきているらしく、ネットスーパーもいよいよかといった感じですよね。この流れは、一過性のものではなくて、これからの主流になっていくのはほぼ間違いなさそうです。では、消費者がリアル店舗からネットに購入場所を変えることで起こるであろう変化をいくつか挙げてみようと思います。

販促関係

購入場所がネットになるということは、販促にかける費用もネットにある程度移りそうですよね。例えば、クックパッドとネットスーパーが連携して、食材を選択するとその食材を使用した人気レシピが出てきて、そのレシピに使用される食材も合わせて販促してしまうとか。メーカーの商品もお勧めの使い方を表示するとかできそうですよね。(既にもうあるのかな??)催事の販促も変わるかもしれませんね。たとえば、行楽の販促をする際には、こんなお弁当をもって、ある旅行会社が推薦するこんな場所にいきませんか?みたいなのもあるかもしれませんね。食材に合わせて、行先も販促してしまうみたいな。弁当と行楽地のクロスマーチャンダイジング!(なんて(笑))

一方で、割を食う人たちもいそうですね。リアル店舗の販促物を作っている人たちです。一番大きいのは、チラシかな。その時には、価格ドットコムのスーパーバージョンとかができていて、「この地域のもやしの最安値はここ!」みたいなのがネットを通じて受け取れるみたいなサービスもできていそう。後は、販促什器を作っている人たちも影響を受けそうですよね。リアル店舗にそこまで予算裂けないみたいな感じで。バーチャルの販促什器を作る需要は増えそうですが…。さらには、リアル店舗のスタッフも減りそうですね。(これはすでにニュースでも報道されていた気がします。)

物流関係

物流関係は需要が増えそうですね。配達のためのトラックやドライバーは増やさないといけないでしょうね。上記の記事では、イトーヨーカ堂は専門の物流を準備すると報道されていました。イトーヨーカ堂のような大手以外のスーパーでは、もしかしたらヤマト運輸のようなところと提携するところも出てくるかもしれませんね。トラックが増えると排ガスが問題になったりするので、企業イメージのためにもハイブリッドトラックや電気トラックの需要が増えていくとか考えられますよね。トラックを運転するドライバーの需要も増えると思いますが、ドライバーの付加価値として、配送と同時に営業やアフターサービス(たとえば、新商品の紹介(営業)やお年寄りにネットスーパーの簡単な使い方をレクチャーするなど(アフターサービス))できる人材が必要になるかもしれませんね。

梱包関係

最後に、物流の一部かもしれないですが、梱包関係です。配送用梱包の需要は増加しそうですよね。(すでにしているかもしれませんが・・・)私も、ネットで買い物を始めてからというもの、資源の日に段ボールをゴミだしする機会が増えました。今では、簡単にひもで段ボールをしばれる器具を購入しています。この段ボールの需要がしばらく増えそうな感じがします。段ボールを製造している会社も、段ボールを回収している会社も儲かってそう。段ボール周辺は熱い気がします!日本の段ボール技術はこれから世界でもっと注目されるかもしれません!(一方、レジ袋は今でもかなり影薄いですが、そのうち姿を消すかもしれませんね。)

ちなみに、日本の段ボールのリーディングカンパニーであるレンゴーの売上高は最近右肩上がりです。(ネットの影響かどうかはわかりませんが・・)

2008年3月 435,338百万
2009年3月 446,659百万
2010年3月 457,386百万
2011年3月 474,878百万
2012年3月 492,628百万
(有価証券報告書から転載)

といった感じで、ネットでの購買が進むことで、少しずつ色々変化してきそうです。この流れは、もう避けられないので、なるべく先を予想して先手で動けたら素敵ですよね。
頭をぐるぐる回して、考えていきまっしょい!

ではでは。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする