雪がすごいです…。こんなに降るのは久しぶりです。明日はおそらく路面が凍結して相当歩きにくいだろうなぁ。去年雪が降った時に転倒したので、今年は滑らないようにしないとね。学習した成果を出せるようにしよう。
さて、こんな雪が降っているので、外出することもないので、ブログを更新することにします。
先日の日経新聞にこんな記事が載っていました。
ソフトバンクは海外で活躍する人材を育てるため、英語能力テスト「TOEIC」で高得点を取った社員を報奨する制度を月内にも始める。990点満点で900点以上なら100万円、800点以上なら30万円の一時金を一律支給する。昇格や採用の基準にTOEICを活用する企業はあるが、報奨金で英語学習を促すケースは珍しい。
(2013年1月11日付 日本経済新聞 朝刊)
この記事に書かれているソフトバンクだけでなく、有名どころだと楽天も社内公用語を英語にするなど、語学に力を入れる企業が増えています。
こういう記事をみると、グローバル化で語学が必要になっているなぁと思い、少なくとも英語くらいは使えるようにならないとまずいよなと思ったりするのですが、実際のところどうなんだろうと思いました。(実際に今の生活で英語が必要になることって殆どないし…)
そこで今回は、仕事に関して語学が必要になるのかどうかという視点で考えてみることにしました。
語学が必要な仕事と必要でない仕事を色々と想像するうちに、語学の不要必要をこんな2軸で分けると面白いかなと思いました。
日本の中で完結できる仕事をしている人は、基本的に語学は必要ないと思います。私の感覚からすると、半分以上の人が従事している仕事は特に語学は必要としないのではないかなと思います。(①と②のゾーンに入る企業です。)
一方で、海外市場に打って出ている(打って出る予定)の企業の中で、海外企業と競争していかなければならない企業、(つまり提供している価値と似たような価値を提供している企業が他にもある場合)は、海外市場で自社の価値が他社よりも勝っていることを伝えるために、語学力を必要とします。この③にゾーンに入る企業は、今後着実に増えて行くでしょう。
しかし、海外に打って出る場合においても、希少な価値を提供できる企業は語学力を必要としないように思います。日本でも世界シェア上位の商品は、その商品が優れていれば、その商品を見せることだけでも通じる部分はあると思います。極端に言えば、海外の企業がその商品をどうしても欲しいと思えば、逆に日本語で、話してくるかもしれません。(④のゾーンに入る企業です。)
これを人に置き換えてみても、同じことが言えるのかもしれません。
語学ができることによって、今後人材の需要が増えて行くゾーンで働くことは可能になると思うのですが、一方でそこは、日本人だけでなく世界の人と競争をしていくポジションだと思います。(結構大変そう・・・)
ただ、語学ができず、希少な価値を提供できないとなると、国内で完結する仕事ということになるのですが、働く選択肢は、おそらく少なくなっていくのではないかと思います。(就職の選択肢が狭いのもまたつらい・・・)
となると、希少な価値を提供できる個人になるというのが、よさそうですよね。ニッチな市場でもよいので、その世界で希少な価値を提供できる人材になることができれば、語学ができなくても、堂々と生きていくことが可能になるのではないかと思います。
…とは思うのですが、なかなか希少な価値を提供できるようになるというのは難しいことですよね。私は、つぶしがきくように英語を学んでいます…。はぁ…。
今日のエントリーは、この2つの本からの学びを参考に考えて書きました。
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