プレゼンで大事なのは、まずコンテンツ、それから伝え方。

学び

今回は、フィリピン留学の最後に行ったプレゼンの経験を踏まえて、プレゼンについて書いてみます。

今回のテーマはプレゼンです。

プレゼンは、ビジネススクールで習ったことがあります。そこで学んだ内容を私なりに簡単に表現すると、プレゼンテーションの目的は、「聞き手に自分が目的とする行動をとってもらうために、情報を伝えること」です。そして、この目的を達成するためにはどんな情報をどんな順序でどんな方法で伝えて行くのかを考え、実行していくことをプレゼンというようです。

今回のフィリピン留学では、留学期間を終える際に、先生や生徒に向かってプレゼンをします。テーマ、方法は自由。決まっていることは、プレゼンする日時と、プレゼンする場所(校舎内の広めの教室)、そして聴衆(フィリピン人の先生と一部の生徒(韓国、中国、台湾、日本人)。

このプレゼンをするに当たって、最初に考えなければならないのは、ビジネススクールで習った内容に従って、プレゼンする目的です。私は、今回のプレゼンの目的を「聞いている人が楽しめる(できれば笑える)プレゼンテーション」に設定しました。

この目的に従って、内容の大枠を決めました。具体的には、「フィリピン人の先生、韓、中、台、日の生徒が共有できる内容」、「聞いていてわかりやすい(なぜなら、英語のレベルは聴衆によってまちまちのため)」、「聞いた情報が自分のためになる」の3点。この3点を前提にテーマを設定しました。

今回、私が設定したテーマは、「授業で使える会話表現」でした。このテーマであれば、先生、生徒は共有できるし、聞いていてわかりやすく、聞いたあとに生徒が授業で使うことも可能です。そして、聞き手が楽しめるという目的を果たすために、あまり真面目すぎる表現を紹介するのではなく、「面白いけど、使える」といった表現に絞って伝えることに。

次に、伝える方法を考えました。内容を伝えるには、具体的に表現を使用している状況を聞き手にイメージしてもらう必要があるので、スケッチブックに簡単なシーンを示した漫画を準備しました。

そして、最後に英語で話す内容についてドラフトを作りました。

さぁ、これから話す練習をするぞというときになんと風邪を引きまして、結局ほとんど話す練習をすることはできず、本番を迎えることに。

話す練習をしていなかったので、本番では正直それほど上手く話すことはできなかったのですが、参加してくれた先生や生徒は、かなり盛り上がっていました。

この経験を通して感じたのは、プレゼンで大事なのはまずはやはりコンテンツなんだということ。聞き手にあったコンテンツを作ることができていれば多少しゃべりが下手くそでもそれなりにうまくいくということ。

逆にいえば、いくら話がうまい人でも、コンテンツが良くなければプレゼンは成功しないということなんだなと。例えば、いくら優秀な営業マンでも、自社商品がいけていなければ、やはり売るのは難しいと思う。逆に、営業マンが多少いけていなくても、自社商品の価値が高ければ、売ることは可能だと思う。

わたしは、営業経験ありますが、正直押し売り的な営業は苦手です。(精神論のように、気合で売ってこいみたいなのは、ストレス溜まります。)コミュニケーションとるのが上手い方ではないし、疲れてしまうタイプなので。ただ、相手がなにを欲しがっているのかを聞くことや、顧客のために自社商品にどんな工夫をしなければならないかを考えるのは好きです。つまりはコンテンツを考えるのが好きってことだと思います。

ブログを書くのも、コンテンツを考える力+文章力です。ここでも、より大事なのはコンテンツを考える力なのかと思います。コンテンツが輝いていれば、多少文章が下手くそでも、読んでくれる人になにか価値を届けることができるので。文章がうまくても、その内容にそれほど価値がなければ、読んでくれる人はそれほどいないのではと思います。

まず磨くべきは、コンテンツを考える力だね。

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