ミラノ~ヴェローナ~トレヴィーゾ

旅行

イタリア旅行も5日目となりました。ついに後半戦です。初日~3日目あたりまでは時差ボケの影響か本調子ではなかったですが、この辺になるとイタリア時間に体も合ってきて調子が上がってきてました。 この日は、ミラノからヴェローナそして翌日ベネツィアに行くため近くのトレヴィーゾという町で宿泊するというスケジュールでした。ベネツィアで泊まるのは費用がかかるので、近郊のトレヴィーゾで宿泊ということなんだと思います。 (トレヴィーゾは泊まるだけで、特に観光はしませんでした。。)

洗練された町、ミラノ

まずは、ミラノです。ミラノをナポリと比べるのがよいかどうか分からないですが、ナポリに比べてミラノは洗練されているという感じです。ナポリは道端にゴミとか落ちていて比較的道路が汚れている雰囲気ですが、ミラノは綺麗ですね。 あと、余談ですが、ガイドさんが言うには、ミラノの最近のファッションモデルは、以前よりも少し太めの方が採用されているそうです。ファッションモデルの健康を配慮してのことだそうです。

スフォルツェスコ城

ミラノで訪れた最初の場所は、スフォルツェスコ城です。ミラノを案内してくださったガイドさんは、とてもよくミラノをご存じで、優秀な方だったのですが、早口な方でした。色々と教えて下さったのですが、めまぐるしく色々とお話して下さったため、私の頭にはあまり残っておらず…といった感じです。そこで、ちょっと復習しながら進むとします。 ↓スフォルツェスコ城です。(残念、修復中でした。。) ※イタリアの文化財は修復するとそこに現物の写真でつくった壁をするようです。そして中央には広告。これはここだけでなく、色々な修復中の文化財でされていました。

スフォルツェスコ城

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さて、スフォルツェスコ城ですが…

スフォルツェスコ城またはスフォルツァ城(イタリア語:Castello Sforzesco)は、イタリア・ミラノにある城塞。現在は美術館としても公開されている。 1450年にミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツァがヴィスコンティ家の居城を改築して現在の姿となった。内部にはミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」などが展示されている。(Wikipediaから引用)

ということで、簡単にいうと昔の城だった訳ですね(本当に簡単…)。結局ここでは写真撮影のみで中には入らずでした。ロンダーニのピエタみたかった…。後、ガイドさんからは、レオナルドダヴィンチが建築に関わったという話がありました。次回来た時は、最後の晩餐と合わせてみたいなぁ。ここは、ミサンガを売りつけてくる方がいるので、要注意です。 写真を撮ってあっという間にここはおさらばでした。(たぶんバスが長い間停まってられないということだったような気がします。)

スカラ座・スカラ座広場

続いてスカラ座とスカラ座広場にいきました。スカラ座も外からのみでした。スカラ座は、もちろんオペラをやる場所ですが、現在の建築物は2代目とのことだそうです。この2代目のスカラ座は、ハフスブルグ家のマリアテレジアによって作られているとのことでした。このマリアテレジアは、ヨーロッパを旅行すると嫌というほど出てきます。。どれだけ権力がこの人に集中していたかを感じます。 あと、ガイドさんが言っていたのは、第2次大戦でこのスカラ座は爆撃によりダメージを受けるのですが、第2次大戦後にみごと復活したとのこと。復活した時の公演は、人であふれかえったとのことで、劇場内に入れない人には、外でも聞けるように外にも中の音を流したそうです。なかなか粋なはからいですよね。当時の人たちは盛り上がったんだろうなぁとか想像してました。

スカラ座です。(上の箱型の建物と円形の建物はあとから増築したのことです。)

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スカラ座での公演予定表かな?

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スカラ座広場にあるレオナルドダヴィンチと弟子の像

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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

スカラ座を見学した後、ミラノのドゥオモ(大聖堂)に向かった訳ですが、その前に通る場所がありました。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアです。簡単に言ってしまうと、アーケードなのですが、なかなかの場所です。 そもそもこのヴィットリオ・エマヌエーレ2世というのは、イタリアにとってはとても大事な人で、19世紀にイタリア王国を作った人です。それまでのイタリアはそれぞれの地域を別々の人が治める形が続いていたのですが、このヴィットリオ・エマヌエーレ2世によって統一がなされたということです。この人の銅像がイタリアの色んな都市においてあります。 このガッレリアの中ですが、面白いものが結構あります。まず、形は十字の形になっていて、色んな店が入っています。ブランドショップやカフェが多かったかな。この十字が重なる場所に面白いものが結構ありました。いくつか紹介します。

ガッレリアの様子

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牛の〇〇〇

中央あるこの絵の牛の大事な部分にかかとをつけてくるりと回転すると幸せになれるそうですよ!ガイドさんに説明されていると、イタリア人のおじいちゃんがやってきて「わしのみてみろ!」と言わんばかりにくるっと回っていました。旅行者一同拍手でした(笑)

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4大陸を表す絵

ヨーロッパを表す絵です。(たぶん)(流石に綺麗に描かれている感じがします。)

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左の笠をかぶっている方がアジアだそうです・・・。

※写真が暗いのはたまたまです。アジアには光が当たらないとかそんなことは・(笑)

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ガッレリアのルール

このガッレリアには、面白いルールがあって、お店の看板は黒の背景に金の文字と決められているそうです。それゆえにマクドナルドも… こんな風なかっこいいお店の看板になっています。

ガッレリア内のマクドナルド

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あとは、カクテルのカンパリ発祥のお店があったり、まだまだ色々ありそうな感じの場所でした。いずれにしてもそれほど時間もないので、ちゃっちゃと見て通過です。

圧倒的なドゥオモ

そして、ドゥオモに到着です。この建物は、15年くらい前に一度みているのですが、やっぱり感激しましたね。世界最大のゴシック建築らしいです。1400年頃から建築がはじまって完成したのが1800年頃らしいです。400年…。途方もない時間がかかってますよね。ガイドさんの説明では、ナポレオンが戴冠式をやりたいがために、建築のスピードが上がったとの話がありました。 外側にある像ですが、きちんとつくられているものだけで2000体以上、埋め込まれているものを含めるとかなりの数があるそうです。頂上にマリア像があるのですが、それはなんと4メートルぐらいあるらしいです。外から見てる限りでは、4メートルもあるとは思えないのですが…。

ドゥオモの外観です。圧倒されました。

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ドゥオモは中にも入って見学をしました。教会ですので、厳粛な雰囲気でした。ただ、そこに飾られている絵画やステンドグラス、彫刻・・・費用がかかっていることを感じます。そして、大司教?のミイラが綺麗な形で保管されているのをみると、教会がもっていた当時の力というものがどんなものだったのか興味がわきました。とはいえ流石に教会ですので、写真はね・・・。(撮っている人も結構いたのですが・・・)

おまちかねランチ!

さて、ミラノの見学も終わりまして、ランチです。この日のランチは、ミラノ風リゾットとミラノ風カツレツです。ミラノのお米は、日本と違って細長いものが主流のようで、炊くのではなく、煮込むのが調理法の主流のようです。

ミラノ風リゾット

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ミラノ風カツレツ

日本のとんかつと違って、豚の骨がついていますので、食べるとき注意です~。

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ヴェローナへ

ランチが終わって、ヴェローナに移動です。ヴェローナはミラノから東に200kmくらいの場所に位置しています。ここもアルベロベッロなどと同じくあまり聞いたことのない都市でしたが、綺麗な場所でした。

ヴェローナの街並みです。天気もよくて、気持ちよかったですね。

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ジュリエットの家

このヴェローナですが、「ロミオとジュリエット」のジュリエットの家があることでも有名なようです。観光名所とあって、かなりの人でごったがえしていました。

この奥に見えているのがジュリエットの像です。

なにやら胸に触ると幸せになれるらしく、みんな触っていましたね。(私も触りました!)

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有名なバルコニーもありました。

ここは、入れるみたいで、ジュリエット気分を味わっている人もいましたよ。

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それにしても混んでいたのと、結構ジュリエットの家は恋人同士でくる人も多いからか、門の部分などに落書きが沢山でしたね。今までみてきた遺跡や建築物と違って、日本の「ここにくると縁結びできるらしいよ」的なスポットで、面白かったですね。

アレーナ

ジュリエットの家を後にし、ブティックがそこから少し歩くと、コロッセオ!のような建物があります。名前はアレーナというらしいですが、闘技場として使用されていたのは、ローマのコロッセオと同じようです。12世紀の地震で大部分は壊れてしまっているのですが、いまでも野外オペラ場として使用されているようです。オペラのスタートは9時ぐらいなどと遅いのですが、ヴェローナに観客が泊まれるほどヴェローナに宿泊施設がないので、バスできて、オペラを鑑賞し、バスで帰るという人が多いみたいです。(ガイドさん談)

アレーナの外観です。ローマのコロッセオほどではないかな。

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オペラの上演予定

来年はヴェルディの生誕100周年ということで、音楽祭が行われるようです。

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↓この場所にもヴィットリオ・エマヌエーレ2世の像がありました。

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さて、この日の観光はここまでです。この後は、翌日のヴェネチアに向けて、トレヴィーゾに移動しました。 トレヴィーゾは単に泊まっただけです。この日の夕食は、あまり口に合わなかったスープとサーモンでした。

口に合わなかった豆のスープ

豆の種類は分からなかったですが、お汁粉の塩味版と想像するといいです。

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サーモンのグリル

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さて、翌日はヴェネチアです。この日は、ホテルの空調がいまいちなど、ちょっとしたトラブルもあったみたいですが、日本の設備の充実っぷりに改めて感心しつつ、爆睡でした。 ではでは。

 

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