『なんで自分の思う方向とは逆に行くのだろう?』
ニュースやtwitterで情報を収集し、経済指標カレンダーも欠かさずチェックして、それらの情報をベースに判断しているのに、なぜか自分の思う方向とは逆にいく・・。
株価が思う方向と逆に行くと、「こんどこそ反転するだろう」とおもって、ナンピン買いをついつい入れてしまう。そうすると、それでも反転しないとか。。
なんでだろう。
ってこんな経験ありませんか?(わたしが下手なだけということもあるが・・・。)
株の取り引きが上手な人の本を読んでいると「株は順張り」って書かれていることが多いと思う。順張りということは、上がっている時に買う。下がっている時に売る。
でも、株価が上がっていると‥「下がるんじゃないか…売っちゃおう」、下がっていると、「上がるんじゃないか…買ってみよう」って思ってしまうのが人の性ですよね。
…で調べてみました。
日経平均株価の連続騰落回数とその割合
これは、2018年4月2日~2019年6月7日までの日経平均株価の連続騰落回数とその割合です。連続せずというのは、「当日上がったけど、翌日下がった」、または「当日下がったけど、翌日あがった」というのを示しています。また、2日連続というのは、「2日連続あがった」、「2日連続下がった」というのが両方入っています。
上の表をみてわかることは、以下です。
①「連続せず」が50%
→2日間という短期でみる限り、順張り、逆張りの当たる確率はほぼ半分。
② 3日以上の連続はまれ
→ 3日間以上連続するのが全体の約20%、4日以上連続するのが10%
上の表からいえるのは、「連続はそれほど続かない」ってこと。
で、もう1つ。
日経平均の連続上昇or下落回数別騰落金額
この表は、日経平均株価の連続騰落回数とその際に動いた金額を散布図で表現したものです。たとえば、騰落回数1で+500円のところは、「当日500円上げて、翌日下げた」ことを示しています。また、騰落回数3で-1000円のところは、「3日連続で下げて、合計1000円下がった」という意味です。
この表からいえるのは以下です。
①1日で500円以上下げたときは戻す確率が高い。
→2日連続下落で500円以上下げた数字が少ないことから考えて、1日で500円以上下げた場合は翌日は戻している場合が多そう。
②1000円の上昇はまれ
→連続上昇でも1000円上げるためには、相当連続して上昇する必要がある。上げ幅が1000円に近づいてきたら一端売ってもよさそう。
まとめ
という感じで日経平均の短期売買について順張り、逆張りについて考えてみました。まとめますと、以下の通りです。
① 短期で日経平均を考えると順張りでも逆張りでも当たる確率は半々。(中長期や個別銘柄なら順張りなんですかね。また調べてみたいです。)
② 連続はそれほど続かない。連続で上昇、連続で下落したら、逆張りのチャンス。
③ 1日で500円以上下落したら、翌日は上がる可能性が高い。
④ 5日程度の連続上昇で1000円に近づいてきたら、いったん下落のサイン。
経済指標や商品価格で株価の動きをみていくのが本物だと思うけど、こういう事実を切り口に投資していくのもそれはそれでおもしろいですね。大局観は経済指標などをみながらもっておいて、局地戦はこういったアノマリー的な要素で攻めていくのかな。
さて、今日の相場です。
先週末の雇用統計が悪かったにも関わらず、ダウが上昇という…ね…。メキシコとの関税合意というのも、もともと合意していた内容をもって合意という話で、金利が下がることを期待しての上昇というのが実態よりも強い結果をもたらすという株ならではの話でしょうか。。。
そしてそれを受けて?か日経も本日は上昇でした。ダウは5日連続の上昇で、日経が21000円を超えてきたということでそろそろ下がるんじゃないでしょうか・・・ね。
ってか!下がってw
本日の結果
NYダウ(6/7)
$25983.94(前日比:+$263.28)
※5日連続の上昇
日経平均株価(6/10)
¥21,134.42(前日比:+ ¥249.71)
※2日連続の上昇。
わたしのポジション
昨日に続いて売りです!・・・が、¥20,000に向けて下がってきたら少し買う予定です。
売買
本日も、日経インバース上場投信を買い増ししました。
個人的には時間をかけて枚数を集めるイメージでやってるけど、ナンピン買いといわれても反論の余地ない感じになってる😓
という状態がエスカレート中。さすがに明日は下がるのでは。
利確・損切り
ありませんでした。先週に引き続き残念ながら含み損です 😥
今日もお疲れさまでした 😀
明日もまた多くの人にとっていい日でありますように!
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