【2020年6月分】相場の積み木

株式投資

2020年も6月に突入です。すでに暑い…

今月が終わると今年も半分が終わるんですね。早いものです。

5月は「Sell in May」におびえながらの1ヶ月でしたが、大きな売りはなく、6月に入りました。6月1週目は昨日発表された米国雇用統計の結果が予想以上によいものでそれを好感して先週比大幅高でスタートしています。

さて中身をみていこうと思います。

6月1週目の相場

株価の動き

先週末の終値は25383.11でした。そして今週末の終値が27110.98となりまして、約1700ドル上昇しました。特に昨日(6月5日)800ドル程度上げたのが大きかったです。

NYSE、Nasdaqともに昨日は売買代金が膨れまして3月下旬の暴落時に匹敵する商いでした。騰落レシオ(25日)は、NYSEで約130%、Nasdaqは約120%です。NYSEに関しては、ここ1ヶ月は130%程度までくると調整する様子がみられるので、来週は少し調整するでしょうか。。一方、Nasdaqはここ最近はダウに資金が流れたことによるものなのか上値が重い感じでしたので、上がるならNasdaqなのかなぁとか考えています。ただ、Nasdaqは新高値銘柄数が徐々に増えてきていますので、ここから入っていくのはそれなりに勇気が必要な気もします…。割安だからいいというわけではないので、新規で投資対象を考える際は、株価ももちろん大事ですが、前提としてコロナ後の社会で活躍するであろう企業であることを念頭におく必要があるかなとか考えています。

その他の動き

まず金先物です。金先物は昨日(6月5日)1700ドルを割りました。ここ1ヶ月は1600ドル後半~1750ドル付近で推移していたので来週さらに下落し、一方株価が上昇するとなるとリスクオンがはっきりする感じでしょうか。金は注目です。

原油と銅の先物はそろって上昇しました。商品の動きをみていても、経済活動が少しずつ再開しているのかな?と思わせる指標がでてきています。

最後に米国債利回りです。2年、5年、10年そろって利回り上昇しました。ここしばらく横ばいの感じでしたが昨日ぐっと上昇しましたのでこちらも債権から株に資金が流れているのかなと思わせる内容でした。

今週の動きは今後も引続き株価が上昇していくのはないかと思わせる内容で明るい感じでした。わたしのポートフォリオもだいぶ傷みが解消されてきています。来週もこの感じが続くとよいですが、どうでしょうか。

VOOのチャート

最後にVOOのチャートです。

ついに今週で20日移動平均線が100日移動平均線よりも上にいきました。上向きになった200日移動平均線の上にいくのも時間の問題だと思われます。これで100日移動平均線も上向いてくるようならしばらく上昇が続きそうですがどうなるでしょうか。

暴落の始まりのタイミングで買ったVOOはようやく含み益に変わりました。このチャートならまだもっていても大丈夫だとおもっていますが・・・はたして・・。

では、今日はここらへんで~👋

6月2週目の相場

株価の動き

先週末のダウ平均の引け値は、27110.98でした。そして今週は、なんと25605.54でした。。
約1500ドル下げました。このほとんどは今週木曜日に下げた分ですが、メディアは米国でのコロナの感染者数が増加している地域があるということで、第2波を懸念して下落した報道しているとこが多かったです。ただ、アナリストの説明を聞いていると、この理由は後付けでこの下落はここまで急ピッチで上昇してきたので利益確定売りによるものだと分析する方が多かった印象です。

さて、来週ですが…

NYSEの騰落レシオ(25日)は下げているものの依然として130%付近にいますので、引続き下落してもおかしくないのかなと思います。一方のNasdaqは110%台で5日でみると80%台ですのでこちらはそこまで過熱感はなくなっているのかなと思います。

売買代金は依然として高水準で推移しています。緩和マネーが株式市場に流れ込んでいる証拠かもしれません。FOMCでパウエル議長は2022年までゼロ金利政策を維持することを表明したので、国債にはお金が流れず、株式市場にお金が流れることが続きそうです。

今後上げ下げ繰り返していくとするならば、景気敏感銘柄は値動きが大きくなりそうです。コロナの影響が少ないであろうハイテク株を中心保有して、財務体質のよい景気敏感銘柄を押し目で買ってみようかなど考えています。

その他の動き

その他の動きです。まず金先物は、先週末1600ドル台に下げたものの今週は再び1700ドル台に戻しています。株価が上げ下げ繰り返しそうな雰囲気なので、金も同じように動くのでしょうかね。ワクチンや治療薬が開発されて収束がみえるまでは大きくは下げないのかなとも思います。

それから原油です。原油価格は株式市場同様に大きく下落しました。ここ最近では最も大きな下げ幅でした。ここまでずいぶん上げてきましたので、株式市場と同じく一服でしょうか。

そして銅先物も原油と同じく大きく下げています。ただ、銅は暴落前の水準まで戻してきています。今後この上昇が続くようだと、景気回復への期待を少ししてもいいのかなと思っています。

最後に米国債利回りです。
米国債利回りは先週末時点で10年債利回りが0.9%程度に上昇していましたが、今週再び0.7%程度に下げています。今回、利回り上昇のタイミングで売りがあったので、利回り上昇は少し気を付けようかなと思います。それでも0.9%は高いですかね…。

VOOのチャート

締めはVOOのチャートです。

20日移動平均線が100日と200日線を下から上に突き抜けました。ただ、今週の下落で100日移動平均の傾きが上向きになるのは少し遠のいたでしょうか。来週再び上昇軌道に戻るのか注目しています。

ではでは、今日はここらへんで👋

6月3週目の相場

株価の動き

今週のダウ平均株価終値は25871.46でした。先週はコロナ感染者数増加というニュースで大きく下落し、終値は25605.54でしたので、約300ドル程度上昇したことになります。

先週1500ドル下げたので、300ドルしか戻さなかったという感じでしょうか。とはいってもNYSEの騰落レシオ(25日)は140%台ですので依然として過熱感はありそうです。しばらく調整しますでしょうか。ただ、金融緩和によって支えられている格好は変わりませんので、下値も限られているのかなとは感じます。売買代金は先週に引き続き多くなっています。金融相場が続く限りは株式市場にお金が流れ込んできて大商いになるのでしょうか。

個別銘柄については、引続きコロナにつよいハイテク銘柄などを中心に注目していこうと思っています。

その他の動き

その他では、金先物です。1700ドル台を推移しています。今週は大きく株価が上昇することもありませんでしたので、金も1600ドル台に下げることもありませんでした。金価格の変動要素はリスク資産VS安全資産という見方以外にもあると思いますので、引続き勉強していこうと思います。

続いて原油です。原油先物(WTI)は、今週40ドルにタッチしました。減産の影響があると思いますが、経済が戻って需要が増加することによる価格上昇に変わって欲しいですね。

銅は先週値を大きく下げましたが、今週は再び上昇しています。3月に底をつけていこうのトレンドは変わっていないと思います。銅価格の上昇が実体経済を反映しているものだとよいのですが…

最後に米国債の利回りです。先週に引き続き低利回りをキープしています。

VOOのチャート

今週も〆はVOOのチャートです。

先週大きく下げた後、今週は20日移動平均線をサポートラインに動いていました。100日移動平均線が上向きになるまでまだ時間はかかりそうですが、このサポートラインを割らずに少しずつ上昇してもらえれば・・とお祈りしています。

では、今週はここらへんで👋

6月4週の相場

株価の動き

ダウ平均今週の終値は、25015.55でした。先週の終値が25871.46だったので約800ドル下落したことになります。2週前あたりから下げが続いている感じです。アメリカの新型コロナウイルスは収束する様子をみせていないので、不確実さが増していることによるものでしょうか。。

NYSEの売買代金は相変わらず多めです。騰落レシオ(25日)は少し下がりまして110%台です。5日の騰落レシオは70%台と売りが増えている様子がうかがえます。そして新高値を付ける銘柄数も減ってきました。Nasdaqも似たような動きですが、Nasdaqの売買代金は先週末が3月の急落以来もっとも大きくなっています。

今後もコロナの状況に合わせて市場は動いていきそうです。アメリカではコロナウイルスの新規感染が再び増えているといったニュースが出ていますが、もう1度ロックダウンなどはせずにこのまま進めていくような感じがします。ある程度治療薬やワクチンの目途がついているのですかね。。

その他の動き

まず、金先物です。金先物は1750ドル近辺を推移しています。ここ最近は1700~1750ドルを行ったり来たりしていましたが、今週は1750ドル~1800ドルでの推移となり、一段上がった印象です。

原油先物(WTI)は先週に比べて多少下落しました。株価の下落と連動している感じでしょうか。チャートからは、5月から続いている上昇ラインはまだキープされています。

銅先物は上昇しました。ただ、金曜日に長い上髭をつけてひけているので、来週の値動きが少し心配です。現在の価格は2019年後半の水準まで戻してきています。銅の消費は中国が多いようなので、銅価格の上昇をみると中国の製造業はそれなりに回復してきているのかもしれません。

米国債利回りは、2、5、10年ともに先週より下がりました。引き続き低金利で株式市場にお金が流れやすい状態が続いています。

最後にVIXです。今週からVIXのチェックも始めました。3月に80まで上昇したVIXですが、6月のあたまに30を下回りました。その後再び上昇し、現在は30が抵抗線?サポートライン?になっています。買い豚のわたしとしては、はやく30を割って安心させてくれるとよいのですが…。

VOOのチャート

いつも通り〆はVOOのチャートです。

先週まで20日移動平均線がサポートになっていましたが、今週はあっさり割り込みまして今度は200日移動平均線がサポートラインになっています。20日移動平均線は下向きになりましたので、来週踏ん張れないとちょっとまずいのかなとも思っています。来週の動きは注意したいと思います。もう一度20日移動平均線を超えていってもらえるとよいのですが。

ではでは👋

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