まず、やってみるということ。

学び

会社を辞めてかれこれ3日程経ちました。

雨だったこともあって、特に外に出ずにのんびり過ごしているのですが、「これ正月休みか?」と感じることもしばしばです。

働いていないということに少しうしろめたさのようなものを感じたりするのですが、これは自分の今後の人生を考えた上でよい選択だったと思えるように過ごしていこうと思っています。

会社を離れたものの、これからもどこかで働いていく訳なので、どんな働き方を今後していきたいのかを少し考えてみようかなと思います。

働く上で、納得して働けている状態は、個人的に2パターンあると思っていました。

1つは、経営者や上司がものすごく優秀な人で、その人の出す方針や指示が適切なため、自分にとっては不満を感じることがあっても、ついていくパターン。ついていけば、しっかり成長できるという信頼がある感じ。

もう1つは、経営者や上司にそこまで仕事において信頼はおけないけど、上司や経営者が話を聞いてくれて、自分の意見を納得いく形で活かしてくれるパターン。なんか不安はあるけど、よく話聞いてくれるし、居心地いい、みたいな感じ。

でも、結局これは理想に近いんだろうなと経験的に思うようになりました。理想の上司のような人が見つかってもその人とずっと一緒に仕事ができることはまれだし、そもそもなかなか理想の上司なんていない。いいとこもあれば、悪いところもあるといった感じがほとんどかなと。

上司が話を聞いてくれる場合もあるけど、自分の意見を納得いく形で反映させてくれるなんてまれ。そもそも自分の意見が簡単に反映させられてしまうほど、自分が優秀ならいいけど、そんなことないし。大体の場合は、上司は意見を聞いたけど、特にそれを反映させずに流れていくということが多い。

私の辞めた会社は、あまり下の意見に耳を傾けようとしなかったです。社員は、上は全然聞く耳もたないとか文句を言っていた。もちろん私も。

でも、会社を舵取るためにその意見を採用することが本当にいいのか、売上下がらないのか、自分は良くても他の人に迷惑がかからないのかなどなどよくよく考えたのかと言われると・・・考えてないよね。

んでね、気づいたんです。

言うだけで上にやってもらおうとか、そういう気持ちでは前に進まないんだなと。

まず、やってみないとダメなんです!

それをやれる環境かどうかってことがすんごく大事なんだろうと思うのです。社風で、色んな人が自由にチャレンジできる環境を用意しているなんてGoodですよね。でも、そんな風に環境が準備されていなくても、自分の時間をある程度そのチャレンジに費やしてもいいと思える人が何人かいるってことが大事だと思います。

この会社のこんなことがキライ。だから、こういうことをしたらいいと思うんだ。「じゃぁ、こっそりこんな風に動こうぜ!」みたいな。

こういう話をすると、自分の仕事があって、さらに加えてそんなことはできないとか、辞令などで正式にオーソライズしないと動けない、「でも、改善はしたい」とかそういう考えをもつ人もいますよね。

でも、そうじゃないんです、たぶん。上が許してくれたらするというのは偽物で、なにを言われてもやるための仕組みを作るくらいのモチベーションがいるんだと思うのです。

「まず、やってみる」を可能にするために、色んな障害を越えていくための「モチベーション」。そのモチベーションがない人で、その場から動かないとするならば、文句を言い続けるしか道がないということなんだと思います。。

ただ、仕事してて楽しいなとか、充実しているなって感じるときは、文句いっている時ではなくて、ポジティブな方向にチャレンジしている時だと思うのです。そのことを大事に次の職場では働いていこうと思ったりしています。

思いついたら、まずは、やってみる!

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