ゲームというと昔からRPGをよくやっていたわたしですが、最近はもっぱらシミュレーションゲームで遊ぶ機会が多くなりました。そもそもウイニングポストにはまりすぎた影響が大きいのですけど、それに加えていまのライフスタイルにあってるゲームジャンルだからだと考えています。
具体的にいうと、シミュレーションゲームは、すきま時間で手軽にできるし(アクションやRPGだと「いまいいとこなのに!」って場面が多いので)、情報の整理や少し考えたりすることがそのままブログの記事になってと楽しみながら製作活動もできており、いまのわたしにとって一石三鳥の役割を果たしてくれています。わたしの生活を充実させてくれる趣味です。
さて、ウイニングポスト中心だったわたしですが、実は先日から新しいゲームにチャレンジしています。その名は、【ファーミングシミュレーター19】です。このゲームですが、簡単に言ってしまうと、自分で自由に農場を経営するゲームです。お金もちを目指すもよし、好きな穀物や家畜を育てるもよし、アルバイトで稼ぐもよしといった感じです。
このゲームは世界的に有名なようですが、わたしはまったく知りませんでした。つい先日Smart Newsのアプリでニュースをみていたら目に入りまして、ちょっと調べて購入したという完全なる初心者です。
折角プレイしているので、今回は少しプレイをした感想と、わたしの農場の現状をご紹介していこうと思います。わたしと同じように初心者の方や、ちょっと興味あってやってみようかなという方のための内容になっています。少し長めですが、お付き合い頂けると嬉しいです 😀
もくじ
少しプレイした感想
最初に少しプレイした感想を書きます。わたしはこのソフトを発売日に購入し、週末の時間があるときにちょこちょこやってきました。プレイ時間はチュートリアルやったのも含めて15時間くらいだと思います。そこで感じたことを書いておきます。買おうかなと迷っている人の参考になればと思います。
初心者は大変!(農作業車や農作業の知見がある人は除く)
ゲームをはじめてから何日間かは、慣れるので精一杯でした。その理由は、以下の通りです。
農作業車が複雑
農作業車の種類が多くて、さらに作業車につけられるアタッチメント(種まき機・草刈機など)もまた多いです。どの車がなんのためにあって、アタッチメントがなんのためにあるのかを理解するのに時間がかかります。ヘルプをみても作業車についてはわかりやすい説明ないです。ただ、チュートリアルでなんとなく感じをつかめるので、初心者の方はしっかりとチュートリアルやった方がよいと思います。
わたしの場合は、しばらくプレイしていく中で、この複雑さが逆に面白さにつながってくるという感覚を覚えたので、合わないと思った方も少し我慢してプレイしてみるといいかもと思います。
車類の運転が難しい
もうひとつ避けて通れないのが車類の運転です。
トラクターで自分の畑に行く、畑でトラクターにアタッチメントをつけるなどなどすべて自分で行います。当初は、道路の看板にぶつかるとか、アタッチメントが障害物の間にはさまってうごけなくなるなど頻繁にトラブルに見舞われました。これが結構イライラします(笑)。
それからアタッチメントの操作も「あれ?どのボタンだったっけ??」など慣れるまでは、押し間違いが多くなり、難しく感じると思います。しばらくすると慣れてくるのでそれまでの辛抱です。
むかし、ストリートファイターで昇竜拳を出すまでに大アッパーが何度出たかを思い出せば大したことありません。
作業感が強い
畑を耕したり収穫するのは最初は新鮮で楽しいのですが、回数を重ねるにつれて徐々に飽きてきます。なぜなら作業感が強くなるからです。作業ゲームが好きでない人は、あんまり向いていないかもしれません。
わたしはそこまで作業嫌いではないですが、プレイ時間が限られているので作業が多いのはできれば避けたいと思っています。しかし、ヘルパーというシステムがあるので、それを有効利用しながら進めることが可能です。
リモートプレイは向かない
購入当初は、電車でPS vitaを使ってリモートプレイをしようと思っていたのですが、いざリモートしてみると文字がめちゃ小さくて見えませんでした。iPadなら文字はなんとか見えるのですが、複雑な車の操作をiPad上のパッドでは操作するのは無理に近いです。したがって、リモートするならPCにつないでパッドでプレイするしかないですが、電車などでは無理なので、現状リモートは諦めています。(これはすごく残念・・・)
わたしの楽しみ方
さて、上記の理由からわたしにとってプレイするハードルが多いゲームでしたが、なんとか初期のハードルを越えましてプレイするのが楽しくなってきました!以下にて、わたしの方針と、農場の現状をご紹介します。
農業運営方針
このゲームは、農作業車の種類の多さ(ブランド別の表示まである)などから判断して、農作業車を運転したり、カスタマイズするのが好きな人がメインターゲットなのかなと感じました。
でもわたしは、農場を経営することを楽しみたいと考えていたので、まずはそこをメインにしなければ面白くないと思いました。経営する上でより効率的な作業車、効率的な農地、など経営者として収益をあげることに軸足をおきつつ、自社ブランド色の車(できるか不明)など装飾品に移行していこうと決めました。
この視点に立ったことで、最初はあまり興味がなかった農作業車やアタッチメントに興味が沸いてきています。わたしの場合は経営からはいって車に興味が移っていくタイプだったのかなと思います。
では、わたしの農場経営をもう少し具体的に書いていきます。
生産物
生産物は最初から農産物と家畜を並行してもつことにしました。なぜなら、家畜(鶏しか経験してませんが)はそれほど手間がかからず育てられますし、農作物が家畜に役立つなど一定の関係性があるので、付加価値をうまく上げていく仕組みをうまく利用したいと思います。
農作物の相場も動くので、少量多品種で色々準備して高値で売り抜けようと思います。こじんまりとしたスペースでやってるけど収益率高い!といった農場目指してがんばろうと思います!
やらないこと
以下は、わたしの方針に合わないのでやらないことにしました。ゲームだし自分の楽しいことに集中しようと思います!
バイトはやらない
よその畑の持ち主の代わりに、畑を耕してお金をもらうことができます。でもこれはお金がもらえても楽しくないのでやりません。お金が足りなければ借金します!
時間のかかる農作業は一度経験したらあとはヘルパーに任せる
安い作業車は畑を耕すにも時間がかかります。そういう時間のかかる仕事はヘルパーに任せることにしました。それほど時間のかからない肥料をまいたり、納品をする作業は自分でやります。あと、新しいアタッチメントは操作確認のため一度は自分で使ってみようと思っています。
実際にプレイしたよ①(土地の購入~造園)
ではここから実際にプレイしている内容のご紹介をしていこうと思います。まず、プレイしている条件ですが、初心者にも関わらず一番ハードな条件を選択しました。というのも、以下画像の説明にあるとおり実際の農場運営になるべく近い形で、農場経営を体験してみようじゃないか!といった意気込みです。では、€500,000を元手になにももたない状態からスタートです。
土地を購入
稼ぐためにまず必要なのは土地です。ラベンポートの数ある土地の中から、21番の土地を買いました。ここを買ったのは、安いというのが一番の理由ですが、納品場所のひとつであるレストランにも近いため納品しやすいというメリットもありますし、ショップにも近いので何か買ったらすぐにショップにいくこともできます。
土地を買ったら造園しよう
最初はよくわからなかったのですが、このゲームには造園という機能があります。この機能は、自分の土地を自分好みに変えることができます。例えば、畑はこの大きさにして、余った土地に犬小屋つくってなどなど。
さて、21番の土地ですが購入した状態だと家畜を飼うスペースがないので、畑を多少削って家畜を飼うスペースを作りました。そして余ったスペースに奮発してサイロを購入しました。この段階でサイロを購入する必要があったかは疑問が残りますが、サイロを買ったことで作物を保存できるため市場価格が高いときに売却できるのと鶏のエサである小麦を備蓄することが可能となりました。(結果…借金経営中ですが…)
※わたしの21番の土地イメージ図
実際にプレイしたよ②(小麦と鶏を育てる)
土地を購入して自分好みの畑を作ったらいよいよ栽培&飼育のスタートです。わたしがいま育てている内容を書いていきます。最初は農作業車の使い方がまったくわからなく、四苦八苦しましたが、いまでは小麦と鶏を育てることについてはだいぶわかったかなと思っています。
ショップで購入できるタネは、いまのところ小麦とオーツ麦しかありません。(のちのち増えるのかな?)わたしは鶏を飼うことを前提に考えていたので、鶏の餌になる小麦を栽培することにしました。サイロに多少備蓄しておけばいつでもエサをあげることが可能です。
※余談ですが、このゲームはマークの意味を覚えておくと便利です。ヘルプ画面に各マークがどういう意味なのかまとまっているので、見ておいた方がよいと思います。
小麦を育てる
小麦は基本的にタネをまいて収穫するだけです。ただ、手入れをしっかりおこなうことで収穫できる量が増えるシステムになっています。わたしの使っている農作業車をご紹介しながら、プロセスの確認をしていきます。
※これは、メインのトラックです!(買っちゃいました!)
※栽培を助けてくれるアタッチメントたち
石灰をまく(ライムともいうみたいです。)
収穫量アップのために肥料散布機を使って石灰をまきます。1回まくと3回収穫するまで効果が持続します。実際にまくとよくわかりますが、まき始めると減るスピードが早くすぐになくなってしまいます。したがって、小さい畑でも2〜3袋は一度にまくことになります。
【上記画像Cのアタッチメント】を使ってまいていますが、結構広い範囲を一度にまけるので、この作業は自分でやっています。
【3/23追記】
最初は肥料まきは自分でやっていたのですが、ヘルパーの方が効率的にきれいに肥料をまいてくれるので今はヘルパーにまかせています。自分でやるよりも肥料を無駄にしないような気がします。
耕す&種まき
畑を耕すのと種まきは同時に実施できる【上記画像Dのアタッチメント】を使っています。このアタッチメントは幅が広くないので、一度に耕せる面積が小さく時間がかかります。こういう仕事はヘルパーさんに任せています。作業が多ければヘルパーさんに払う費用も多くなるのでちょっと問題ありですね。。よい機械を買えばここら辺も変わってくると思うのですが、現状は借金生活なの無理です(涙)
肥料をまく
石灰と同様に【上記画像Cのアタッチメント】を使ってまきます。まくタイミングを分けて2回まくことで、収穫量が段階的にアップします。こちらは石灰と違って肥料が減るスピードは早くないです。小さな畑ならだいたい250Lくらいあればまけると思います。
雑草を刈る
種をまいてしばらくすると雑草が生えてきます。小麦をみるかぎり雑草は成長します。最初にでた段階で刈り取ってしまえば2段階目に進むことはありませんでした。わたしは、初期の段階で【上記画像Aのアタッチメント】を使って刈ってしまっています。この作業もヘルパーさんに任せることが多いです。
2段階目に進んでしまった場合は、刈り取りでは対応できないので除草剤をまくことになるようです。除草剤をまくのは手間ですし、コストもかかるので雑草は1段階目で必ず刈ったほうが良いと思います。
※2段回目は花のようなものが出てきます。これは除草剤でないととれません。
収穫する
しばらく待っていると収穫可能な段階になります。【上記画像Eのコンバイン】で収穫し、【上記画像Bのトラクター】に載せかえて納品場所にもっていき荷下ろしすれば無事に報酬がもらえます。
鶏を育てる
鶏は環境を整えることで卵を産み、それを売却することで報酬がもらえます。
まず、鶏小屋を買います。次に、家畜商から鶏を買います。そして、エサとして必要となる小麦か大麦を育てて鶏小屋のエサ箱にいれれば準備完了です。あとは、卵を産むまで待つだけです。鶏は交配して増えていくので、鶏小屋にはいる上限まで鶏を買う必要はありません。時間とともに増えていきます。
鳥小屋の様子
注意したいのは、エサを与えてしばらくすると餌箱の周りにエサが散らばります。それをそのままにしておくと清潔感が損なわれ、卵を産むスピードに影響を与えるようなので散らかったら片付ける必要があります。
片付ける際は、【上記画像①のトラックについているフロントローダー】に【上記画像②のシャベルのようなもの】をつけて拾えばok。拾った小麦はそのまま再度エサにいれることもできます。
鶏のお世話
たまごができたら、ピックアップトラックに入れて納品します。自力でもって納品することも可能です。
たまごは箱にはいっています。
※トラックは、フロントローダーをつけられるタイプとつけられないタイプがあるので、注意して選ぶ必要があります!
収支計算をする
さて、このやり方で収支はどうでしょうか。ざっくり計算してみました。
なんとかプラスといった感じですかね。
方針通りにすすめつつ利益を増やすためには、生産物をより高い値段でうることと、お金がたまってきたら借金を返しつつアタッチメントなどを買い切ってレンタルをやめることですかね。しばらくは、これを続けていくしかない感じかなぁ。燃料購入や修理などもこれから出てきそうだからなるべく生産物の価格が高いタイミングで売れるように注意していこうと思います。
実際のビジネスと近い感じというゲーム設定ですが、ほんとかつかつです。農業って大変ですね。リアルだと天災とかもあるんだもんね。。
借金について
借金というとなんかマイナスなイメージがありますが、このゲームの場合したほうがよいと思います。1日の利子が0.5~0.6%のようなので、10,000€借りても1日の支払は50~60€です。借金して投資してそれ以上の儲けを出すことができれば利子を払ってもプラスです。
最初の土地を購入してからその土地で自分なりに形を決めて、最大の生産量になるまでは借金を増やしていってよいのではと思います。もちろん1日の投資回収額よりも利払いの方が多くなってしまっては借金が膨らむだけなのでダメですが。。
まとめ
ゲームを始めた初期は、あまりのマニアックさに「このゲーム続けられるかな」とあまり積極的になれませんでしたが、ゲームシステムの理解が進んできて楽しくなってきました。ウイニングポストもそうなのですが、システムが複雑なゲームは、システムを理解することで面白さがいっきに広がります。操作や知識が不慣れな人は、大変な部分が多いと思いますが、そこをクリアすれば楽しくなると思います!
わたしは、これから生産物を増やし、それに合わせて農作業車を変更したり、土地の形を改良したりといろいろ考えています。このゲーム奥深いと思います。林業にたどり着くのはいつの日のことでしょうか~。先が楽しみです。また進展したらアップしていこうと思います。
では、今日はここまでにします。
興味をもたれたらここからお買い求めくださいませ!
では~。
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