ウイニングポスト8 2018 プレイ日記 2回目の投稿です。
前回の記事で、いくつかの種牡馬の系統を確立しながらプレイすることを書きました。系統を確立するのは、自分が生産した馬が名馬の子供として血統に残って嬉しいということに加えて、強い馬を生産しやすくなるというメリットがあります。
最近のウイニングポストは、オンライン対戦もできるので、ライバルに勝てる強い馬を育てたいと思っている人も多いはず。という訳で今回は、現段階で私が理解している系統を確立するメリットと確立の仕方についてイラストを交えて記事にしていきます。自分の好きな系統を伸ばすもよし、強い馬をつくるために戦略的に系統をつなぐもよし、楽しみ方が広がります。
書いているうちに情報量が多くなってしまいましたが、ゆっくり見て頂ければと思います。どなたかのウイポライフに役立っていたら嬉しいです。
【ご案内板】KZOのウイニングポストの記事まとめ
●配合を決める前の準備編
①配合を決める順序について書いた記事はこちら
②代の重ね方について書いた記事はこちら
●配合理論編
①系統確立の方法について→≪いまここ≫
②系統確立のメリットが分かる実例はこちら
③バックパサー系確立までのプレイ内容はこちら
●私のプレイ日記編
①わたしがウイポ8(2018)を始めた時に考えた楽しみ方はこちら
②わたしの牧場の現状(2000年時点)はこちら
③ウイポ9に向けてわたしが考えた配合のご紹介はこちら
④わたしがウイニングポストを楽しめるようになったプロセスのご紹介はこちら
●その他
①ウイポにはまっちゃう人について考えた記事はこちら
もくじ
強い馬が産まれる仕組みを理解しよう。
馬の能力は「爆発力」と「配合評価」と「運」で決まる。
生まれてくる馬の能力は、爆発力と配合評価で決まります。この2つの指標は、5月~6月の種付け時にお目にかかる指標です。(下の画像参照)まず、これらの指標がなにを示しているのかを理解していきましょう。
■爆発力
爆発力は、ゲーム内競馬用語辞典に以下のように説明があります。
種付けを行う際に牧場長がよく口にする言葉である。不確定要素ではあるが、その配合により誕生する幼駒の未知なる可能性を示唆している。爆発力の増大に伴うデメリットはまったくないので、当然爆発力は大きければ、大きいほどよいということになる。ただし、爆発力だけがその幼駒の競争能力を決定づけるわけではないので、注意しなくてはならない。
爆発力デメリットなし!大きければ大きいほどよいので、配合理論を駆使してこの爆発力を上げることが強い馬を生産するために必要になります。ただ、爆発力が大きくても近親配合などで危険度が高いとサブパラメーターが悪くなるので、爆発力だけをみていてもダメということです。
■配合評価
配合評価は、残念ながらゲーム内の競馬用語辞典には記載がありませんでした。ネットの情報やプレイした感じから推測するに、種牡馬と繁殖牝馬の能力と配合理論の内容を総合的に判断し決められている評価と思われます。(なんとなくですが、高額種牡馬に高額牝馬をかけるとよい評価になりやすいと感じます。)
配合評価は強い馬を生産していれば自然と上がりそうなので、危険度に注意しながら、爆発力を上げることに注力していくことが大事になりそうです。
そして強い馬が産まれるようにお祈りをしましょう!(笑)
スピード&サブパラが優秀でないと強い馬にはなれません!
ウイニングポスト8では、能力の中でスピードがもっとも大事であるのは確かですが、トータルに優秀な馬でないと、レースに勝つのが難しい仕様になっています。スピードはあるけど、精神力が低ければもっている能力をレースで出し切ることはできません。という訳で、スピードは最も大事な指標ではあるものの、精神力や賢さといったサブパラメーターもとても大事です。
アウトブリードでサブパラを高めよう!
サブパラメーターも含めてトータルで強い馬を作ることを考える場合に、私はアウトブリードが有効だと考えています。というのも、ゲーム内競馬用語辞典にインブリードとアウトブリードについて、以下のような記載があるからです。
●インブリード
種牡馬と繁殖牝馬それぞれの血統内に同じ祖先馬が1頭以上いる場合に成立する効果として、血の濃さに比例してインブリードした祖先馬の因子に対応する能力と爆発力のアップが期待できるが、体力や気性などにあたえる危険も増す。
●アウトブリード
種牡馬と繁殖牝馬それぞれの血統内に、同じ祖先馬が1頭もなく、ラインブリード(同系配合)ではない場合に成立する。効果として、精神力、賢さ、健康、柔軟性、競争寿命、爆発力のアップが多少期待できる。
という訳で、アウトブリードで生産することによって、サブパラメーターの上昇が見込めるので、トータルに優秀な馬をコンスタントに生産するという意味では、アウトブリードの方が向いていることがわかります。ただ、インブリードも捨てたものではないと思っていて、しっかりと生産計画を練ってインブリード(ラインブリード)で生産することが、実は最強馬生産への道なのかなとも思っています。そのためにはラインブリードに関わる配合理論を利用することになるのですが、それは今回の趣旨とは異なるので今回は書きません。ただ、興味はあるので実際にプレイしたら記事にしようと思っています。
血脈活性化配合も併せて狙って爆発力アップ!
アウトブリードを目指すことによる効用はもう1つあります。それは、血脈活性化配合です。
●血脈活性化配合
種牡馬と繁殖牝馬の2代前の先祖が、6種類以上の親系統で構成されている場合に成立する。効果として、親系統の数に比例して爆発力のアップが期待できる。
2代前の先祖なので、種牡馬と繁殖牝馬の父父、父母、母父、母母が6種類以上の親系統で構成されていると爆発力がアップします。(詳しくは、下の写真をどうぞ)アウトブリードで生産しようと思うと自然と親系統の数は増えてくるので、これを狙わない理由はないと思います。ちなみに、6種類で爆発力『4』、7種類で『6』、8種類で『8』と増えていきます。
【血脈活性化配合の例】
『系統確立』を組み合わせて強い馬を生産しよう!
いままで書いてきた内容から、爆発力が大きく、配合評価が優れていて、アウトブリードの馬を生産していくことが強い馬を生産する道の1つであることはわかりました。
そしてこの条件下で配合理論を活用し、爆発力を上げていくのですが、ここでカギになるのが、系統確立なのです。系統確立することによって、アウトブリードを維持しながら爆発力を上げることが可能になります。そのための配合理論が活力源化大種牡馬因子、活力源化名種牡馬因子、母父〇の3つです。では、その3つの配合理論をみていきましょう。
活力源化大種牡馬因子と活力源化名種牡馬因子を増やして爆発力アップ!
まずは、活力源化大種牡馬因子、活力源化名種牡馬因子です。ゲーム内競馬用語辞典に以下の通り記載があります。
●活力源化大種牡馬因子
種牡馬と繁殖牝馬のそれぞれの先祖に大種牡馬因子を持つ先祖が1頭以上いる場合に成立する。効果として、因子の数に比例して爆発力のアップが期待できる。ただし、インブリードが発生する配合の場合、この理論で得られる爆発力は半分に低下する。
●活力源化名種牡馬因子
種牡馬と繁殖牝馬のそれぞれの先祖に名種牡馬因子を持つ先祖が1頭以上いる場合に成立する。効果として、因子の数に比例して爆発力のアップが多少期待できる。ただし、インブリードが発生する配合の場合、この理論で得られる爆発力は半分に低下する。
インブリードが発生すると爆発力半減。まさにアウトブリード向きの配合理論ですね。そして、系統を確立することによって、大種牡馬因子、名種牡馬因子が増えていくので、系統確立=爆発力の上昇ということになります。系統確立の大事さがわかります。
(ちなみに・・・名種牡馬因子は爆発力アップが「多少」と記載されているので、大種牡馬因子よりも爆発力が低いのかと思いますが、どちらも1因子に対して爆発力1です。ただ、実際なにか大種牡馬因子の方がよい効果があるのかもしれません。)
そして大種牡馬因子と名種牡馬因子は、以下のマークで血統表内に表現されています。
因子を表示する状態で血統表をみると、この金色と銀色で囲まれた馬マークがついている場所があります。これが、大種牡馬因子(金色)名種牡馬因子(銀色)のマークです。それぞれの因子が種牡馬、繁殖牝馬に入っていると個数に応じて爆発力がアップします。なので、様々な種の系統をつないで、アウトブリードを維持しながら、これらの因子の個数を血統表の中で如何に多くできるかが強い馬を生産するためのカギです。(系統の確立方法は後ほど)前回の記事で紹介した現在のサイアーランキングをみると、サンデーサイレンス産駒が多く、この理論とは少し違った方向に実際は進んでいるようですが・・・。
系統確立による恩恵「母父〇」を狙って爆発力アップ!
もう1つ系統確立することによって使うことができる配合理論が母父〇です。この理論は、ゲーム内の競馬用語辞典には以下の通り説明があります。
●母父〇
繁殖牝馬の父が大種牡馬因子・名種牡馬因子のいずれかの特殊系因子をもち、スピード・スタミナ・パワー・勝負根性・瞬発力・柔軟性のいずれかの能力系因子を持つ場合に成立する。効果として、繁殖牝馬の父が持つ能力系因子の数に比例して、爆発力のアップが期待できる。
実際の例をみた方が早いと思うので、母父〇の例をみてみましょう。下の画像は、バックパサーを子系統に確立した後のバックパサーを父にもつ繁殖牝馬とミスターシービーを合わせようとしている血統表です。母父であるバックパサーは、『名種牡馬因子』をもっており、かつ『パワー』、『瞬発』の2つの因子をもっているので、爆発力が4あがります。(1つの因子をもっている場合は、爆発力が2あがります。)
どうやって系統確立するの?【子系統編】
今までの内容から系統確立をしながら生産を続けることによって爆発力が上がり、アウトブリードを維持することでサブパラが安定し、強い馬が産まれる可能性が高まることがわかりました。それでは、どうやって系統を確立するのかを見ていきたいと思います。子系統と親系統で確立の仕方が異なるので、それぞれみていきます。
子系統確立の条件はこれだ!
子系統確立には、以下2つの条件を両方ともに満たす必要があります。
①血統支配率
血統支配率を世界で2%以上または特定地域で5%以上にする。血統支配率は、コースポで確認することができます。(系統確立したい種牡馬でみる必要があるので、確立したい種牡馬が入っている系統に、他の種牡馬もいる場合はそれを差し引いて考える必要があります。従って、正確な支配率はわからないことの方が多いと思います。)
②種牡馬の数
確立したい種牡馬の新系統に属する種牡馬が世界に4頭以上いること。下の図のような状態。(種牡馬がどこにいるかは問いません。)
血統支配率を上げるには・・・
①新系統に属する種牡馬の種付料を上げる。
これは、確立の対象となっている種牡馬とその子で種牡馬になっている馬の種付料をあげるという意味です。種付料を上げるためには、レースで勝利する必要があります!グレードが高いレースで勝つほど種付料があがるので、どんどん挑戦しましょう~!
②対象種牡馬の一族を増やす
確立したい種牡馬の一族を増やしましょう。種牡馬だけでなく、繁殖牝馬や競走馬を増やすことでも、血統支配率は高まります。
この2つを実行することで、血統支配率は上昇します。
血統支配率を上げる際の注意事項
①年始の血統支配率をもって年末の確立が決まっている・・と思う。
(検証していません。プレイ感からの推測です。)
プレイした感じですが、前年の結果をもって翌年の血統支配率が決まり、その支配率によって年末確立するかしないかが決まっているように思われます。したがって、前年末に種牡馬入りなどさせて確立が確実となれば、翌年はなにもしなくても確立します。逆に、種牡馬の引退年に確立させる場合は、引退の前年までが勝負で引退年にいくら頑張ってもダメだと思います。※1月2週目のコースポをみて大体確立かなと思ったら、いったん年末まで回してしまって、確立するかどうかチェックしてもよいと思います。
②対象種牡馬が引退したら確立しない。
先ほども少し書きましたが、対象となる種牡馬が引退したら確立しません。引退年は頑張ってもダメなので、引退の前年までに血統支配率を上げられるようにする必要があります。また、自己所有することで27歳まで引退しないでいてくれるので、所有できる種牡馬は所有しましょう。
③種付料は種牡馬所在地域のレースで勝つことで上がる。
種付料は種牡馬の所在地域のレースで勝つことで上がります。例えば、アメリカにいる種牡馬は、子供がアメリカのレースを勝つことで種付料が上がります。逆に対象種牡馬がアメリカにいるのに、日本のレースを勝っても種付料は上がりません。
どうやって系統確立するの?【親系統編】
つづいて親系統の確立条件です。子系統が親系統に昇格すると大種牡馬因子(金色)になります。活力源化大種牡馬因子は、活力源化名種牡馬因子よりも爆発力アップが期待できる?かもしれないので(ゲーム内競馬用語辞典)子系統を確立したら次は親系統を狙いたいですね。では、親系統確立の条件をみていきます。
親系統確立の条件これだ!
親系統確立の条件は、以下の3通りです。この3つのうちどれかを達成すれば、子系統から親系統に昇格します。
①対象系統が子系統を3代つなげた場合(4代前が親系統に昇格します。)
対象系統の後に3代子系統をつなぐと、対象系統が親系統に昇格します。この方法は、色々な系統を保持しながら親系統への昇格を目指せるので、アウトブリードで強い馬を作るという方針とマッチしていると思います。ただ、親系統に昇格するまでに時間がかかるので、血統表の中に大種牡馬因子を増やたい場合には、不向きな場合もあります。
②1つの対象系統から、2つの子系統が出来た場合
対象系統から2つの子系統を作った場合に対象系統が親系統に昇格します。大種牡馬因子を血統表に増やすという意味では、これも使える方法だと思います。①をベースに『これは!』という種牡馬でやるのがよさそうです。早めに大種牡馬因子を作りたいときにとる方法だと思います。
③対象系統の血統支配率が、世界で10%以上または、その地域で12%以上になった場合
血統支配率を上げることでも親系統に昇格することができます。ただ、この方法を取ると1系統にウエイトがかかりすぎるので、他の系統を確立したり保持することがやりにくくなります。なので、系統確立&アウトブリードで強い馬を目指す場合は、この方法で血統支配率を上げないほうがよいです。
親系統確立を目指す際の注意事項
●対象の系統が滅亡していると親系統に昇格しない。
親系統に昇格させようとしている子系統に属する種牡馬がいなくなる(系統滅亡)と親系統に昇格しないので注意が必要です。子系統を確立すると、その先代の系統に属する種牡馬が減るので注意しないと系統が滅亡してしまう場合があります。従って、親系統に昇格させようと思っている系統の種牡馬や産駒は保護してつないでおく必要があります。
【まとめ】血統を考えるだけでもワクワクしちゃうウイポ。楽しいです!
私は、ウイニングポストをプレイする前は、ダービースタリオンをよくプレイしていました。その当時のダービスタリオンは、近親配合当たり前で虚弱or最強みたいな世界を楽しんでました。それはそれで楽しかったのですが、ウイニングポストは、実際の種付に近い様子を様々な配合理論で実現しているところが新鮮で徐々にはまっていった感じです。この記事にも書いた通り、プレイの基本はアウトブリードなんでしょうけど、ラインブリードの配合理論も魅力的で、血脈活性をしながらのラインブリードで生産する馬がやはり強いのではないかとこの記事を書きながらも考えてしまっています(笑)。様々な系統確立を楽しんだ後は、子系統を増やしてのラインブリードで楽しめそうです。このゲームは、フリーシナリオRPGよりももっと自由度が高くて、プレイする人によって色々な楽しみ方ができる良いゲームだなぁと感じています。では、今日はここまでです~!
【追記 (12/17)】
ついにウイニングポストの最新作ウイニングポスト9の発売が決まりました。2019年3月28日発売です。こちらも楽しみにしています。今回はウイポ8 2018のプレイ経験を生かして事前にある程度方向性を決めてからプレイ開始しようと思っています。お守りの引継きとかできるのかなぁ。
ご予約はこちらからどうぞ~!
コメント
kzoさんこんにちは!
先ほど、自家生産馬でop特別を勝ちました!
自分で配合して作った馬だとop特別を勝てるだけで嬉しいもんですね!
スダホークさん、おめでとうございます!自家製産馬のレースは、史実馬と違って応援に力が入りますよね!じゃんじゃん勝って楽しんでください〜!